このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)」の内容をもとに、
- 本文和訳
- チャンク&単語解説
- 英語での要約
を毎日更新しています。
毎週月曜日は「探検!世界の映えスポット”Picture-Perfect Spots on Planet Earth”」です。地球への移住を検討中の宇宙人コンビ・イチカとバチカが再び登場!世界各地の、写真映えする絶景を巡る旅へ。
今回のPicture-Perfect Spots on Planet Earthのストーリーは「Northern Lights in Finland(フィンランドのオーロラ)」です。
【本日の放送をテキストで読んだ感想】
今回も概ね内容を理解できました。環境や文化の違いが面白いと感じました。トナカイにはそれぞれ飼い主がいるけれど、森の中を自由に動き回れるというのは、ペットと野生動物の中間のようで興味深いです。
「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。
また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。
ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!
Northern Lights in Finland(フィンランドのオーロラ):和訳
1ページ目
バチカ:(ため息)地球は大好きなんだけど、たまに故郷のハルバル星が恋しくなるな……うわっ!
イチカ:どうしたの?
バチカ:カラフルな光が見える。北極のすぐ近くにあるよ!
イチカ:うーん。それはオーロラって呼ばれてるものだと思うよ。
バチカ:わあ。見に行ってくる!また後でね!
イチカ:あ、バチカ?
* * *
バチカ:うーん、今は太陽が出ているから、オーロラが見えないな。待つしかないか……あ!鹿?
女性:しっ!静かにして。あのトナカイを驚かせたくないの。
バチカ:トナカイ?
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女性:ええ。ここフィンランドのラップランドでは、トナカイにはそれぞれ飼い主がいるんだけど、森の中を自由に動き回れるのよ。
バチカ:面白いですね!
女性:それに、ラップランドには約20万頭のトナカイがいるの。これはここに住んでいる人の数より多いのよ。
バチカ:わあ!あ……はっ……ハックション!
女性:まだ夏の格好をしているのね。寒いでしょう。あそこに焚き火があるの。温まりに来て。
バチカ:ありがとうございます!オーロラの写真を撮りに来たんです。
女性:ああ、ちょうどいい時期に来たわね。初秋には珍しい光景が見られるの――逆さまのオーロラよ。
バチカ:逆さま?どういうことですか?
女性:えっとね、この近くにイナリ湖があるの。冬には凍って雪に覆われるんだけど、秋はまだ凍っていないから、空のオーロラと、水面に映るその反射の両方が見られるのよ。ああ、まさに幻想的な光景よ!
男性:誰と話してるんだ?
女性:あら、あなた。観光客の人よ。寒そうだったから、こちらの焚き火に連れてきたの。
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バチカ:こんにちは、バチカです。
男性:はじめまして、バチカさん。ほら、私のジャケットを着なさい。私は寒さに慣れているから。
バチカ:(ジャケットを着る)これは完璧です。どうやってお礼をすればいいですか?
男性:ベリー摘みを手伝ってくれるといいな。
バチカ:わかりました!
* * *
男性:あそこのベリー、熟していそうだね、バチカ。
バチカ:ここでベリーを摘んでもいいんですか?
男性:ええ、いいんです。フィンランドには「万人の権利(エブリマンズ・ライト)」という法律があってね。誰でも森に入ってベリーを摘んだり、キノコを採ったりできると定められているんだ。
バチカ:それは素晴らしい法律ですね!
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男性:もちろん、ゴミを残してはいけないよ。残していいのは足跡だけだ。
バチカ:わかりました!自然を大切にしないといけませんね。
男性:まさにその通り。ほら、ベリーを食べてみて。
バチカ:酸っぱい!でも美味しい!(泣き出す)
男性:バチカ?どうしたの?なんで泣いているの?
バチカ:あなたがとても優しいからです。故郷にいる叔父を思い出すんです。
男性:ああ、故郷が恋しいんだね。ベリーをいくつか叔父さんに持って帰ってあげたらどうだい?
バチカ:わあ、それは素敵ですね!
* * *
バチカ:ついに夜になった。オーロラよ、待ちきれないよ!(オーロラが現れる)うわあ!オーロラって、空に浮かぶ巨大な緑色のリボンみたいだ!湖がそれを反射しているから、まるでリボンがそこら中にあるみたいに見える!最高のタイミングだ!(カシャ)
日常生活で使えるチャンク&単語解説
ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。
チャンク&単語帳
以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!
鹿
~を悩ませる、邪魔する
トナカイ
チャンクPickUP
“Upside-down? How?”
(日本語訳)「逆さま?どういうことですか?」
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| Upside-down? | 逆さま? | 相手の発言の繰り返し | 驚きを表す |
| How? | どうやって? | 一語の疑問文(省略疑問文) | How does that happen?等の省略形 |
How? だけで一語の疑問文として成立しています。これは、直前の相手の発言(Upside-down.)を受けて、「(それは)どうやって(起こるの)?」「(それは)どういうこと?」と、詳しい説明を求める際に使われる省略疑問文です。本来であれば How does that happen? や How is that possible? のような完全な文になるはずですが、直前の会話の流れから何を尋ねているかが明らかなため、How? という一語だけで文として機能しています。
相手の発言に驚いたり、詳しい説明を求めたりする際、会話のテンポを保ちながら短く聞き返す場面で使われます。フルセンテンスで聞き返すよりもずっとカジュアルで、驚き・興味・疑問といった感情が前面に出る言い方です。
一語の疑問詞だけで文が成立するのは、直前の発言の中に「何について尋ねているか」が明確に含まれている場合です。文脈がない状態で突然 How? とだけ言っても、相手には何を尋ねられているのか伝わりません。同じように、直前の発言を受けて一語だけで聞き返せる疑問詞には、Why?(なぜ?)、When?(いつ?)、Where?(どこで?)などがあります。
How? のような一語の聞き返しは、かなりカジュアルな響きを持つ表現で、友人・家族・親しい同僚など、フランクな関係性の中で自然に使われます。目上の人や、まだ関係性ができていない相手(初対面の店員さんなど)には、やや不躾に聞こえる可能性があるため避けた方が無難です。その場合は、How do you mean?(どういう意味ですか?)や Could you explain that?(説明していただけますか?)のような、もう少し丁寧な表現が適しています。
日常会話例
この表現は、相手との関係性によって使える場面が限られるため、例文は2つご紹介します。
ビジネス
場面:同僚から「このプロジェクト、来週には終わらせられそう」と言われ、その根拠に驚いて聞き返す
You can finish it by next week? How?
(来週までに終わらせられるの?どうやって?)
プライベート
場面:友人が予想外に早く到着し、その方法に驚いて聞き返す
You got here in 15 minutes? How?
(ここまで15分で来れたの?どうやって?)
PickUP読解
今回の一文
“But in autumn, it’s not frozen yet, so you can see the northern lights in the sky and their reflection on the water.”
(日本語訳)「でも秋はまだ凍っていないから、空のオーロラと、水面に映るその反射の両方が見られるのよ。」
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| But in autumn | でも秋には | 副詞句 | 対比・時を表す |
| it’s not frozen yet | まだ凍っていない | 原因を表す節 | 受動態+否定+yet |
| so | だから | 接続詞 | 原因と結果をつなぐ |
| you can see the northern lights in the sky and their reflection on the water | 空のオーロラと水面上の反射の両方が見られる | 結果を表す節 | seeの目的語がandで並列 |
読解のポイント
「原因+so+結果」の基本構造
この文は、it’s not frozen yet(まだ凍っていない)という原因を述べたあとに、so(だから)で結果(you can see ~)を導く、シンプルながら重要な構文です。so は「だから」「その結果」という意味で、前の内容が後ろの内容の理由・きっかけになっていることを示します。because が「結果 because 原因」の順番であるのに対し、so は「原因, so 結果」という順番になる点が対照的です。
- because:You can see them because it’s not frozen.(凍っていないから見られる)
- so:It’s not frozen, so you can see them.(凍っていない、だから見られる)
同じ因果関係を表しますが、語順と、どちらの情報を先に伝えたいかによって使い分けます。
受動態+not yet(まだ〜されていない)
it’s not frozen yet の frozen は freeze(凍らせる)の過去分詞で、it(=湖)is frozen で「凍らされている=凍っている」という受動態です。そこに not と yet が組み合わさることで、「まだ凍っていない」という、現時点での未完了の状態を表します。yet は否定文で使われると「まだ(〜していない)」という意味になり、これから起こることが予期されている状況で使われる点が特徴です。
andによる目的語の並列(two things being seen)
you can see の目的語が、the northern lights in the sky(空のオーロラ)と their reflection on the water(水面上のその反射)という2つの名詞句で、and によって並列されています。「2つの別々のもの」ではなく、「同じ現象(オーロラ)を、空と水面という2つの場所で同時に見られる」という、この地域ならではの珍しい光景を伝えている点がポイントです。
本日の記事の要約
今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!
要約 日本語訳:
バチカは、オーロラを見ようとフィンランドのラップランドを訪れる。夜を待つ間、地元の女性と出会い、トナカイのことや、秋にイナリ湖で見られる珍しい「逆さまのオーロラ」について教わる。女性の夫はバチカにジャケットを貸し、フィンランドの「万人の権利」という法律のもとでベリー摘みに誘う。この法律は、誰もが森で採集をしてよいと定めているものだ。故郷の叔父を思い出させるその優しさに心を動かされたバチカは、その夜、湖に美しく反射するオーロラを目にすることになる。
先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介
毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方も必見です!
先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。
「チャンクをしっかり覚えたい」「英語表現力を高めたい」「1週間分を効率よく復習したい」という方には特におすすめです。再放送のタイミングでの復習や、苦手なチャンクの再確認にも便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ESEの放送について
NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。
※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。
👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)
また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。
番組の内容をより深く理解したい方には、公式テキストの利用もおすすめです。
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スピーキング力を鍛えたい方へ:AI英会話アプリSpeakの学習レポートも書いてます!
当ブログはESEを使ったインプット学習の記録が中心ですが、筆者自身が「聞く力は鍛えているのに、話す力が追いついていない」という課題に気づき、AI英会話アプリ「Speak(スピーク)」でアウトプットの練習を始めました。
一週間、無理なくアウトプットのトレーニングをするなかで、得られたことや気づいたことをまとめて記事にしています。週に1度更新していますので、「ESEでインプットは続いているけど、話す練習はできていない」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考までにご覧ください。




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