このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)」の内容をもとに、
- 本文和訳
- チャンク&単語解説
- 英語での要約
を毎日更新しています。
毎週木曜日は「保健室ものがたり”Health Talks ~as school~”」です。学校の保健室を舞台に、心身にまつわるさまざまな症状と対処法をやさしい英語で解説されています。
本日のHealth Talks ~as school~のストーリーは「Bee Sting(蜂に刺されたときはどうする?)」です。
【本日の放送をテキストで読んだ感想】
今回は概ね理解することができました。蜂が出たらついつい大きなリアクションを取ってしまいそうですが、それがかえって攻撃的にさせてしまうとのことなので、もしもの時はできるだけ静かに速やかに逃げるようにしたいと思います。そこまで冷静でいられるか分かりませんが……。
「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。
また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。
ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!
Bee Sting(蜂に刺されたときはどうする?):和訳
1ページ目
ナレーション:野球部の男の子が二人、中学校の養護教諭の部屋へ駆け込んできます。
田中先生:どうしたの、みんな?
シオン:タケルが蜂に刺されたんです!
田中先生:あら大変。タケル、気分はどう?呼吸は苦しくない?
タケル:呼吸は大丈夫です。でもすごく痛い。
田中先生:なるほど。シオン、連れてきてくれてありがとう。タケル、蜂はどこを刺したの?
タケル:手の甲です。
田中先生:赤くなって腫れているわね。まだ蜂の針が手に残っていると思うわ。早く取り出さないと。私が取るわね。準備はいい?
タケル:はい。あっ!
田中先生:針が取れたわ。
タケル:これで終わりですか?
田中先生:いいえ。次は、体から蜂の毒を出さないといけないの。
タケル:どうやって?
田中先生:冷たい流水の下に手を当ててね。私が毒を絞り出してみるわ。
タケル:わかりました。
2ページ目
田中先生:それじゃあ、刺された場所に薬をつけるわね。次に、氷の袋を当てましょう。それで楽になるはずよ。
タケル:ありがとうございます、田中先生!氷はどれくらいの時間当てればいいですか?
田中先生:だいたい10分くらいね。それで、何があったの?どこで蜂を見たの?
シオン:僕たちの何人かで川沿いをジョギングしていたんです。茂みの近くを走っていたら、急に蜂が現れて!
田中先生:夏は蜂がとても活発になるの。だから茂みには近づかないようにね。それと、黒い服も着ない方がいいわよ。
タケル:どうしてですか?
3ページ目
田中先生:蜂の天敵は、黒い動物であることが多いの。だから、蜂は黒いものをより刺しやすいと言われているのよ。
タケル:クマみたいな!
田中先生:その通り。
タケル:わかりました!外にいるときは黒い服を避けるようにします。
田中先生:それと、逃げようとしたとき、みんな叫んだり大きな声を出したりした?
シオン:実は、していません。静かにして、素早くここまで来ました。
田中先生:それは良かったわ!それが正しい対処法よ。手で大きく動いたり、大声を出したりすると、蜂はより攻撃してきやすくなるの。
4ページ目
シオン:友達にもそのことを伝えておきます。
田中先生:それと、蜂は甘い飲み物の匂いにも引き寄せられるということも、忘れずに伝えてね。
シオン:伝えます。
田中先生:さて、タケル。しばらくここで休んでね。体がかゆく感じたら教えてね。もしめまいがしたり呼吸が苦しくなったりしたら、すぐに教えてほしいの。
タケル:わかりました……
田中先生:中には蜂アレルギーの人もいるの。それはとても重大なことになりうるわ。もしアレルギーがあったら、救急車を呼ばないといけないの。
タケル:わかりました。でも、もう気分は良くなってきました。あとで野球の練習に戻ってもいいですか?
田中先生:タケル、念のため、今日の残りの練習は休んだ方がいいと思うわ。
タケル:はい、田中先生……
日常生活で使えるチャンク&単語解説
ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。
チャンク&単語帳
以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!
腫れた
流水
刺された(stingの過去形)
現れた
ありそうな
引き寄せられた
かゆい
めまいがする
チャンクPickUP
“Boys, what’s the matter?”
(日本語訳)「どうしたの、みんな?」
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| Boys | みんな、少年たちよ | 呼びかけ | 直接の呼びかけ |
| what’s | 何が〜ですか | What is の短縮 | 疑問文の骨格 |
| the matter | その問題 | 名詞句 | 「今起きている問題」を指す |
What’s the matter? は「どうしたの?」「何が問題なの?」という意味の定番表現です。matter はここでは「問題、困りごと」という意味の名詞で、the matter で「(今起きている)その問題」を指します。直訳すると「その問題は何ですか?」となり、そこから「どうしたの?」という、相手の様子がおかしいことに気づいて心配し、事情を尋ねる表現として定着しています。
相手が困っている様子や、いつもと違う様子を見せている時に、心配して声をかける場面で使われる表現です。挨拶として使われることはなく、あくまで「相手に何か問題・異変がある」と察知した時に使う、状況特化型の表現です。
心配の度合いによる表現の使い分け:
- 軽い気遣い:Is everything okay?/Are you okay?(大丈夫?)→ 相手の様子が少しいつもと違うかも、という軽い興味・確認
- 明確な心配:What’s the matter?/What’s wrong?/What happened?(どうしたの?/何がおかしいの?/何が起きたの?)→ 相手の表情・態度・状況から、明らかに何か困っていることがあると判断した時に使う
- 緊急性の高い心配:Are you all right?/What’s going on?/Do you need help?(本当に大丈夫?/一体何が起きているの?/助けが必要?)→ 相手が体調不良・怪我・パニック状態など、明らかに緊急を要する様子の時に使う
今回の本文では、男の子二人が慌てて駆け込んできたという、明らかに異常事態が起きている場面です。田中先生はその様子を見て「明確な心配」のレベルで What’s the matter? と声をかけており、まさにこの表現の典型的な使われ方です。
日常会話例
この表現は似た場面で使うことが多いと思うので、例文は2つご紹介します。
ビジネス
場面:いつも元気な同僚が、その日は明らかに元気がない様子だったので声をかける
You’ve been quiet all day. What’s the matter?
(今日はずっと静かだね。どうしたの?)
日常
場面:友人が急に涙ぐんでいるのを見て、心配して声をかける
Hey, what’s the matter? You look like you’re about to cry.
(ねえ、どうしたの?今にも泣きそうな顔してるよ。)
PickUP読解
今回の一文
“A bee’s natural enemies are often black animals, so it’s said that bees are more likely to sting black things.”
(日本語訳)「蜂の天敵は、黒い動物であることが多いの。だから、蜂は黒いものをより刺しやすいと言われているのよ。」
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| A bee’s natural enemies are often black animals | 蜂の天敵は黒い動物であることが多い | 原因を表す節 | 主節の骨格 |
| so | だから | 接続詞 | 原因と結果をつなぐ |
| it’s said that bees are more likely to sting black things | 蜂は黒いものをより刺しやすいと言われている | 結果を表す節 | 形式主語構文+比較級 |
読解のポイント
「原因, so 結果」の構造
この文は、A bee’s natural enemies are often black animals(原因)を述べたあとに、so(だから)で it’s said that ~(〜だと言われている)という結果を導く構造です。前の内容が後ろの内容の理由・きっかけになっていることを示します。
it’s said that ~(〜と言われている)の形式主語構文
so 以下の部分では、it’s said that ~ という形式主語構文が使われています。it は形式主語で、「〜と言われている」という、世間一般で言われている情報を伝える定番表現です。
be more likely to do(〜する可能性がより高い)
that節の中身 bees are more likely to sting black things は、be more likely to do(〜する可能性がより高い)という表現に、比較級の more が使われており、「蜂は黒いものをより刺す可能性が高い」という意味を表しています。
本日の記事の要約
今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!
要約 日本語訳:
野球部の男の子二人が、川沿いをジョギング中に蜂に刺されたタケルを連れて、養護教諭の田中先生のもとへ駆け込む。田中先生は針を取り除き、傷口を冷やし、毒の絞り出し方を教える。彼女は男の子たちに、夏は蜂が活発になり、黒い服や甘い飲み物の匂いに引き寄せられること、そして叫んだり急に動いたりすると攻撃されやすくなることを教える。シオンたちのように、落ち着いて静かにするのが正しい対処法だ。田中先生はまた、蜂に対して重いアレルギー反応を示す人もいることを警告し、タケルに休むよう伝える。
先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介
毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方も必見です!
先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。
「チャンクをしっかり覚えたい」「英語表現力を高めたい」「1週間分を効率よく復習したい」という方には特におすすめです。再放送のタイミングでの復習や、苦手なチャンクの再確認にも便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ESEの放送について
NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。
※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。
👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)
また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。
番組の内容をより深く理解したい方には、公式テキストの利用もおすすめです。
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スピーキング力を鍛えたい方へ:AI英会話アプリSpeakの学習レポートも書いてます!
当ブログはESEを使ったインプット学習の記録が中心ですが、筆者自身が「聞く力は鍛えているのに、話す力が追いついていない」という課題に気づき、AI英会話アプリ「Speak(スピーク)」でアウトプットの練習を始めました。
一週間、無理なくアウトプットのトレーニングをするなかで、得られたことや気づいたことをまとめて記事にしています。週に1度更新していますので、「ESEでインプットは続いているけど、話す練習はできていない」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考までにご覧ください。




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