was going toの使い方とwillとの違い|ESEチャンク解説(9/21)

月曜日:探検!世界の映えスポット

このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)」の内容をもとに、

  • 本文和訳
  • チャンク&単語解説

を毎日更新しています。

この記事は9月21日(月)に放送されたDiamond Dust in Hokkaido(北海道のダイヤモンドダスト)のチャンク解説記事です。

ストーリーの中に出てきた日常会話で役立つチャンクや読解の難易度が高い長文などをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。

ちなみに9月21日のストーリーの和訳はこちらの記事からご確認できます。ぜひご確認ください。

ではさっそく、今日の解説内容を見ていきましょう!

日常生活で使えるチャンク解説

チャンクPickUP

“I was going to invite you to come with me to take the last picture, but never mind.”
(日本語訳)「最後の写真を撮りに一緒に行こうって誘うつもりだったのに、もういい。」

構成パーツの解説

パーツ意味機能補足
I私は主語
was going to〜するつもりだったbe going to の過去形口語ではwas gonna。後ろは動詞の原型
invite誘う動詞の原形toの後ろなので原形
youあなたをinviteの目的語
to come with me一緒に来るよう誘う内容invite 人 to 〜の形
to take the last picture最後の写真を撮りに目的(〜するために)
but でも逆接「実行しなかった」という含みをはっきりさせる
never mindもういい、気にしないで話を打ち切る慣用表現ここでは怒りを込めて
基本の形

was going to+動詞の原形」で「~するつもりだった」を表します。be going to の be を過去形にしただけの形です。gonna は going to の口語形なので、「I was going to invite you」と「I was gonna invite you」は同じ意味、同じ使い方です。会話ではむしろ was gonna のほうをよく聞きます。この本の文が going to なのは、書き言葉として整えてあるからです。

Speakで練習した gonna と同じ骨組み

Speak記録 #16週目 で練習したWho are you gonna invite?と、この文は同じ骨組みです。違うのは be 動詞の時制だけです。「Who are you gonna invite?」は今から見た未来の予定で、「I was gonna invite you」は過去から見た未来の予定です。過去の時点で持っていた予定なので、「結局やらなかった」という含みが出やすくなります。

will との違い

will は、その場で決めたことに使います。be going to は、話す前から頭にあった予定や意図に使います。今回の話の中にも両方が出てきます。

  • 「Yes, I’ll be right there.」(地元の人が電話に出て):その場の返事なので will です。
  • 「so I’m going to take some pictures.」(イチカ):写真を撮る目的でここに来ていて、その予定の延長なので be going to です。
  • 「Do you think they will tell us to return…?」:予測なので will です。

will には「するつもりだった」を言える過去の形がありません。過去に持っていた予定を言うときは was going to(was gonna)を使います。イチカは誘う予定を前から持っていて、それをやめたと伝えたいので、この形になっています。

使うときの注意点
  • gonna の後ろに to は付けない。 gonna には to が入っているので、「I was gonna to invite you」は誤りです。
  • to の後ろが場所の going は、gonna にできない。 次の2つは構造が別物です。
構造to の正体
I’m going to A.go の現在進行形(行く)+場所前置詞(~へ)
I’m going to go to A.be going to(つもり)+動詞 go不定詞の to(~する)

gonna にできるのは下の型だけです。「I’m gonna go to A.」は言えますが、「I’m gonna A.」は成立しません。Speak #16 のWho are you going to the wedding with?が going to のままだったのは、going が「行く」という動詞そのもので、to が前置詞だからです。

否定と疑問では色が変わる。
「I wasn’t going to tell you.」は「言うつもりはなかった」、「Were you going to tell me?」は「言うつもりだったの?」で、少し責める響きが出ます。

go を省くと意味が変わる。
「I was going to go to A.」は「Aに行くつもりだった」です。「I was going to A.」は「Aに向かっていた」で、別の意味になります。現在進行形なら「I’m going to A.」で予定を言えますが、過去形では使えない縮め方です。

「やらなかった」は含みであって必須ではない。
「I was going to say the same thing.」のように、実行の有無に関係なく「そう言おうと思っていた」だけを伝える使い方もあります。ただ、but never mind のような続きがなく「I was going to invite you.」で終えると、誘わなかったというニュアンスがかなり強く出ます。

日常会話例

私は海外子会社を持つ企業に勤めており、家族と海外旅行を楽しむことも目標のひとつとしています。
職場(海外子会社)への異動した場合や、友人との旅行・日本に来た海外の友達の案内を想定して、実際に使いそうな例文を作ってみました。

ビジネス①

場面:海外子会社に異動した翌日、現地の同僚に、前日に挨拶へ行けなかったことを謝る。
I was going to stop by your desk and introduce myself yesterday, but I was stuck in meetings all day.
(昨日あなたの席に寄って自己紹介するつもりだったんですが、一日中会議で身動きが取れなくて。)

ビジネス②

場面:異動先で、現地の同僚に「金曜のクライアント向け資料、最終チェックは誰がやるんだろう?」と聞かれ、自分も同じことを聞こうとしていたと返す。
Actually, I was going to ask you the same thing.
(実は、私も同じことを聞こうと思っていました。)

プライベート①

場面:友人と旅行先のホテルで、朝の予定が雨で流れたとき。
I was gonna go to the beach this morning, but it’s raining. Do you want to go this afternoon instead?
(今朝はビーチに行くつもりだったんだけど、雨だね。代わりに午後行かない?)

プライベート②

場面:日本に遊びに来た海外の友達を案内する日、予定していた店が休みだったとき。
I was gonna take you to a famous ramen place today, but it’s closed on Mondays. Is there anything else you’d like to try?
(今日は有名なラーメン屋に連れて行くつもりだったんだけど、月曜は休みなんだ。ほかに食べてみたいものはある?)

PickUP読解

今回の一文
“But one thing I know is that I definitely want to live on planet Earth!”
(日本語訳)「でも一つだけはっきりしてるのは、僕は絶対に地球に住みたいってこと!」

構成パーツの解説

パーツ意味機能補足
Butでも逆接直前の “I have no idea.” を受ける
one thing (that) I know私が知っている一つのこと主語(名詞+関係代名詞節)that が省略されている。know の目的語にあたる部分が欠けている
is~である動詞主語と補語をつなぐ
that~ということ接続詞あとに完全な文が続く。「名詞+is that」の型
I私はthat 節の主語
definitely絶対に副詞want を強める。一般動詞の前に置く
want to live住みたい動詞句
on planet Earth地球に場所地球は in ではなく on

読解のポイント

thatは省略できる? できない? 自分の思い込みを整理してみた

この文の one thing I know is that … の形に引っかかりました。省略できる関係代名詞があることは覚えていたのですが、名前が出てきませんでした。確認すると目的格の関係代名詞で、あとに続く節の中で目的語の役割をしている that / which / whom は省略できる、というものでした。one thing (that) I know は、know の目的語にあたる部分が抜けているので、まさにこの形です。

また、私は「省略できるのは目的格の関係代名詞だけで、接続詞の that は省略できない」と思っていました。後半の is that の that は接続詞なので、省略はできないだろうと。でも実際は違いました。接続詞の that も、省略できることが多いんです。I think (that) he’s right. がその例で、この文の is that も、口語なら省略して “One thing I know is I definitely want to live on planet Earth.” と言えます。省略できないのは、That he was late surprised me. のように、that 節が文の主語になる場合など、限られた場面でした。

次に困ったのが、that が関係代名詞なのか接続詞なのかの見分け方です。読んでいる最中に素早く判断できないと、読解が止まってしまいます。確認してわかったのは、that のあとを見ると速く判断できるということでした。あとに名詞が欠けていれば関係代名詞主語・動詞・目的語が揃った完全な文なら接続詞です。この文でいうと、I know だけで終えると「何を?」と聞き返したくなるので関係代名詞。I definitely want to live on planet Earth はそれだけで文として完結しているので接続詞です。名詞のすぐ後ろに「主語+動詞」が続いていたら、関係代名詞の省略を疑う、というのも目印になります。

さらに、名詞+is that ~は、The problem is that ~、The fact is that ~ のように、話をまとめたり中身を説明したりするときによく出てくるチャンクでもあります。主語の名詞を、あとの文で言い換えるだけの形なので、この型が見えると、is that のあとに完全な文が来ると先読みできます。

definitelyとon:この文で引っかかりやすい2語

definitely は、置く位置に注意が必要です。I definitely want to ~ のように、一般動詞の前に置くのが基本です。be 動詞や助動詞のときは後ろに来て、I am definitely ~、I will definitely ~ になります。want と to の間に入れたり文末に回したりすると、不自然に聞こえやすくなります。definitely が want を強めている、と見ると位置がつかみやすく、「絶対に」の一語でバチカの気持ちの強さが伝わります。

もう一つは on planet Earth の on です。国や都市には in を使いますが、地球や島には on を使います。表面に乗って暮らしているイメージだと理解しました。

ストーリーの和訳を確認

ストーリーの和訳や単語リストは以下の記事に掲載しております。

「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。

ぜひこちらの記事も一緒にご覧ください。

先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介

毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方必見です!
先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。

「チャンクをしっかり覚えたい」「英語表現力を高めたい」「1週間分を効率よく復習したい」という方には特におすすめです。再放送のタイミングでの復習や、苦手なチャンクの再確認にも便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

スピーキング力を鍛えたい方へ:AI英会話アプリSpeakの学習レポートも書いてます!

当ブログはESEを使ったインプット学習の記録が中心ですが、筆者自身が「聞く力は鍛えているのに、話す力が追いついていない」という課題に気づき、AI英会話アプリ「Speak(スピーク)」でアウトプットの練習を始めました。

一週間、無理なくアウトプットのトレーニングをするなかで、得られたことや気づいたことをまとめて記事にしています。週に1度更新していますので、「ESEでインプットは続いているけど、話す練習はできていない」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考までにご覧ください。

👉 先週のSpeak記事はこちら

この記事を書いた人
ESEリスナー

学生時代から英語が苦手だった私ですが、職場のグローバル化という現実に直面したことをきっかけに、NHK『Enjoy Simple English』とAIを組み合わせた学習法と出会い、英語学習がようやく「続けられるもの」になりました。
仕事でのキャリアチャンスを逃したくない、家族と海外旅行を楽しみたい——そんなリアルな動機を持ちながら、学習者目線で毎日更新しています。
筆者の詳細が気になる方は、名前のリンクをクリックしてご覧ください。

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