エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳&チャンク解説(8/31)

月曜日:探検!世界の映えスポット

このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)」の内容をもとに、

  • 本文和訳
  • チャンク&単語解説
  • 英語での要約

を毎日更新しています。

毎週月曜日は「探検!世界の映えスポット”Picture-Perfect Spots on Planet Earth”」です。地球への移住を検討中の宇宙人コンビ・イチカとバチカが再び登場!世界各地の、写真映えする絶景を巡る旅へ。

本日のPicture-Perfect Spots on Planet EarthのストーリーはTerracotta Warriors(兵馬俑)です。

【本日の放送をテキストで読んだ感想】
今回の内容も概ね理解することができました。兵馬俑は見た目のインパクトから学生時代に習ったことをなんとなく覚えていましたが、まだ埋まっているものも合わせると全部で8,000体もの像があることなど、驚く内容がたくさんありました。

「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。

また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。

ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!

Terracotta Warriors(兵馬俑):和訳

1ページ目

バチカ:こちらバチカ。マザーシップ、聞こえますか?

イチカ:こちらイチカ。どうしたの?

バチカ:ここ、人がすごくたくさんいるよ!

イチカ:そりゃそうでしょ。中国の兵馬俑は本当に人気があるんだから。

バチカ:チケットゲートを通ったばかりなんだけど、像が全然見当たらない……迷子になったみたい。

イチカ:大丈夫だよ。誰かに聞いてみて!頑張ってね!

***

バチカ:すみません、兵馬俑はどこにありますか?

観光客:ここから歩いて15分くらいのところですよ。一緒に行きましょう。

バチカ:わかりました!

2ページ目

観光客:わくわくしますね!

バチカ:僕もです。兵馬俑は地中から見つかったって聞きました。

観光客:その通りです。1974年、農夫が井戸を掘っていたときに見つかったんですよ。

バチカ:ああ、水を掘っていたんですね。でも、あの像たちは何のために作られたんですか?

観光客:秦の始皇帝をご存知ですか?

バチカ:それって人の名前ですか?

観光客:ええ。彼は中国全土を初めて統一した皇帝です。今から2,200年以上前のことです。兵馬俑は、彼のお墓を守るために作られたんです。

バチカ:じゃあ、彼のお墓もここにあるんですか?

観光客:近くにはありますが、まだ誰も発掘していないんです。

バチカ:つまり、謎に包まれているってことですね。

3ページ目

観光客:そうでしょうね。

バチカ:それで、像は全部でいくつあるんですか?

観光客:今展示されているのは約2,000体ですが、まだ地中に埋まっているものが約6,000体……合わせて約8,000体です。

バチカ:8,000体!?

観光客:その通りです。さあ、着きましたよ。一番大きな展示場所はあちらです。楽しんでくださいね!

***

バチカ:うわあ!ここ、すごく広い!まるで巨大な屋内スタジアムにいるみたい。それに、すごく混んでる。すみません、通してもらえますか?わあ!この像たち見て!兵士たちがずらっと並んでる。信じられない!

スタッフ:ようこそ!すごいでしょう?

4ページ目

バチカ:うん。武器を持っている像もあるんですね。今にも戦いに行きそうな様子です。それに、馬もいますね。

スタッフ:政府高官や芸能に携わる人々の像もありますよ。それぞれの像の表情が違っていて、服装や髪型もすべて異なっているんです。

バチカ:本当ですか?

スタッフ:ええ。細部が本当に見事なんです。筋肉や、制服のしわまで見えるんですよ。

バチカ:でも、これ2,000年以上前に作られたんですよね……職人さんたちの技術力、信じられません!8,000体もの像があって……相当な労力だったでしょうね。

スタッフ:ええ、すべての準備に40年近くかかったと言われています。秦の始皇帝は13歳で皇帝になりました。その時からこの場所を作り始めたんです。70万人以上の人々がこの建造に関わったとも言われています。

バチカ:わあ。こんなにたくさん学んだので、兵士たちと一緒に自撮りしたくなっちゃいました。(カシャ)悪くないな!2,000年前の兵士たちと、今日の人混みと、僕!

日常生活で使えるチャンク&単語解説

ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。

チャンク&単語帳

以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!

テラコッタ(素焼きの陶器)

井戸

役人、公務員

しわ

チャンクPickUP

“Now that I’ve learned so much, I want to take a selfie with the warriors.”
(日本語訳)「こんなにたくさん学んだので、兵士たちと一緒に自撮りをしたいです。」

構成パーツの解説

パーツ意味機能補足
Now that〜したので/今や〜なので接続詞的表現状況の変化を前提とした理由
I’ve learned so muchこんなにたくさん学んだ節(現在完了)変化・達成した事実
I want to take a selfie自撮りをしたい主節変化を踏まえた結論・行動
with the warriors兵士たちと一緒に修飾語句
now that ~ ――becauseとの違い、「状況の変化」に重きを置く表現

now that ~ が最初、日本語訳の「今や〜なので」という響きから普段使わなそうに感じましたが、because や so との違いを確認していく中で、日常会話でも自然に使われる表現だと分かりました。because や so が「理由の中身を説明する」ことに重きを置くのに対し、now that は「状況・条件がすでに変わった(整った)ことを踏まえて、次の行動や心境に移る」ことに重きを置く表現だという違いが整理できました。

さらに、前の部分がもっと以前に話している、または話さなくても把握している前提の場合に now that を使うのかという点を確認したところ、その理解が的確であることも分かりました。now that は、話し手・聞き手の間で「もうすでに起きたこと」を前提に、それを踏まえて話を進めるというニュアンスが強い表現のようです。

日常会話例

私は海外子会社を持つ企業に勤めており、家族と海外旅行を楽しむことも目標のひとつとしています。
この表現は、状況の変化を踏まえて次の行動や心境に移る場面で使えると感じたので、ビジネス・日常それぞれの場面を想定した4つを掲載しています。

ビジネス①

場面:以前は自信がなかった業務を、経験を積んで一人でこなせるようになったことを上司に伝える場面
Now that I’ve gotten more experience, I can handle this on my own.
(経験を積めたので、これはもう一人で対応できます。)

ビジネス②

場面:海外子会社との時差の問題が解消され、連携がスムーズになったことを話す場面
Now that we’ve adjusted the meeting time, communication with the overseas office has improved.
(ミーティングの時間を調整したので、海外オフィスとのやり取りがスムーズになりました。)

日常①

場面:資格試験の勉強を終え、これから趣味の時間を増やせそうだと友人に話す場面
Now that I’m done studying for the exam, I can finally enjoy my hobbies again.
(試験勉強が終わったので、やっと趣味の時間を楽しめそうです。)

日常②

場面:現地の言葉を少し覚えたことで、買い物がしやすくなったと感じる場面
Now that I know a few local phrases, shopping here is much easier.
(現地の言葉を少し覚えたので、ここでの買い物がずいぶん楽になりました。)

PickUP読解

今回の一文
“Each statue has a different expression, and the clothes and hairstyles are all different, too.”
(日本語訳)「それぞれの像の表情が違っていて、服装や髪型もすべて異なっているんです。」

構成パーツの解説

パーツ意味機能補足
Each statue has a different expressionそれぞれの像は異なる表情を持っている主節①eachは単数扱いのためhas
andそして節をつなぐandカンマ+andで文(節)同士を接続
the clothes and hairstyles are all different服装や髪型もすべて異なっている主節②clothes and hairstylesは複数扱いのためare
too〜も副詞前の情報(表情の違い)に情報を重ねる

読解のポイント

名詞をつなぐandと、文(節)をつなぐand――カンマの有無で役割が変わる

文中に2つ登場する and について、それぞれ役割が異なることを確認しました。clothes and hairstyles の and は、2つの名詞を1つの主語としてまとめる and で、カンマは不要です。一方、Each statue has a different expression, and the clothes and hairstyles are all different, too. の and は、独立した2つの文(節)をつなぐ and で、こちらにはカンマが必要になります。カンマの有無は、「単語をつなぐand」なのか「文(節)をつなぐand」なのかという、文法的な役割の違いを表すマーカーとして機能していることが整理できました。

tooの役割――「〜も」は人・物だけでなく、情報の重なりも示す

文末の too について、「私も」「Aさんも」のように主語(人・物)が重なる場合の使い方だけでなく、前の内容と今の内容が同じ種類・同じ流れの情報であることを示す役割もあることを確認しました。今回の文では、「表情が違う」という情報に続けて「服装・髪型も違う」という情報を重ねており、この“情報の重なり”を示すために too が使われている、という理解に整理できました。

Each statue has ~ ――eachは単数扱い

文頭の Each statue(それぞれの像)は、「それぞれの」という意味から複数をイメージしがちですが、each は1つ1つを取り出す意味を持つため文法上は単数扱いとなり、動詞も has が使われています。後半の the clothes and hairstyles are(複数扱い)と対比すると、この違いがより明確になります。

本日の記事の要約

今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!

要約 日本語訳:
バチカは中国の兵馬俑を訪れ、入り口付近で迷子になりますが、観光客に案内してもらいます。この像は1974年、農夫が井戸を掘っていた際に発見されたもので、2,200年以上前に秦の始皇帝の墓を守るために作られたことを知ります。全部で約8,000体の像があり、それぞれ表情や服装、髪型が異なります。スタッフによると、建造には約40年、70万人以上もの人が携わったとのことです。バチカは驚きながら、古代の兵士たちと一緒に自撮りをします。

先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介

毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方必見です!
先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。

「チャンクをしっかり覚えたい」「英語表現力を高めたい」「1週間分を効率よく復習したい」という方には特におすすめです。再放送のタイミングでの復習や、苦手なチャンクの再確認にも便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ESEの放送について

NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHK FMで放送されています。

※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。

👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)

また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。

番組の内容をより深く理解したい方には、公式テキストの利用もおすすめです
テキストには、毎日の英文スクリプトや語彙リストが掲載されており、学習効果を高めるのに非常に役立ちます。

📘 テキストは全国の書店や、Amazon・楽天ブックスなどのオンライン書店でも購入可能です。

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当ブログはESEを使ったインプット学習の記録が中心ですが、筆者自身が「聞く力は鍛えているのに、話す力が追いついていない」という課題に気づき、AI英会話アプリ「Speak(スピーク)」でアウトプットの練習を始めました。

一週間、無理なくアウトプットのトレーニングをするなかで、得られたことや気づいたことをまとめて記事にしています。週に1度更新していますので、「ESEでインプットは続いているけど、話す練習はできていない」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考までにご覧ください。

👉 先週のSpeak記事はこちら

この記事を書いた人
ESEリスナー

学生時代から英語が苦手だった私ですが、職場のグローバル化という現実に直面したことをきっかけに、NHK『Enjoy Simple English』とAIを組み合わせた学習法と出会い、英語学習がようやく「続けられるもの」になりました。
仕事でのキャリアチャンスを逃したくない、家族と海外旅行を楽しみたい——そんなリアルな動機を持ちながら、学習者目線で毎日更新しています。
筆者の詳細が気になる方は、名前のリンクをクリックしてご覧ください。

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