エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳&チャンク解説(6/25)

木曜日:保健室ものがたり

このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)」の内容をもとに、

  • 本文和訳
  • チャンク&単語解説
  • 英語での要約

を毎日更新しています。

毎週木曜日は「保健室ものがたり”Health Talks ~as school~”」です。学校の保健室を舞台に、心身にまつわるさまざまな症状と対処法をやさしい英語で解説されています。

本日のHealth Talks ~as school~のストーリーはPosture(悪い姿勢は万病のもと?)です。

【本日の放送をテキストで読んだ感想】
今回は比較的読みやすく、理解しやすい文章でした。ESEのテキストを読んだ後パソコン作業をする時間も長いので、自分も肩こりを感じることがあります。テキストを読みながら、タクヤと一緒に加藤先生に教えてもらったストレッチを実際にやってみて、肩こりをほぐしてみました。

「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。

また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。

ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!

Posture(悪い姿勢は万病のもと?):和訳

1ページ目

ナレーション:6年生の生徒が、養護教諭の加藤先生のところに来る。

タクヤ:こんにちは、加藤先生。

加藤先生:こんにちは、タクヤ。どうしたの?

タクヤ:頭が痛いんです。

加藤先生:どこが痛いの?

タクヤ:頭の上の方です。それに首と肩もすごく重いんです。あまり調子が良くないです。

加藤先生:見せて……うわ、肩がすごく凝ってるね!

タクヤ:両親が姿勢が悪いって言うんですけど、それが頭痛の原因ですか?

加藤先生:そうかもしれないね。座り方や立ち方が悪いとそうなることがあるの。それが肩こりや頭痛につながるのよ。

タクヤ:肩こり?両親はよく肩こりのことを言ってるけど、僕はまだ11歳ですよ。肩こりになるんですか?

加藤先生:なるわよ。実は最近、小学生でも肩こりになる子が多いの。

タクヤ:うわ、まずいな。

加藤先生:タブレットやスマホを長時間使う子どもは、姿勢が悪くなりやすいの。よく使う?

2ページ目

タクヤ:そうですね。友達と毎日ゲームをしています。

加藤先生:そうなのね。姿勢を確認してみましょう。背中を壁につけて立てる?

タクヤ:わかりました。

加藤先生:耳・肩・足首が一直線につながっていれば、姿勢が良いと言われているの。

タクヤ:こんな感じですか?

加藤先生:あら。耳が肩より前に出ているわね。「テックネック」かもしれないわ。

タクヤ:テックネック?

加藤先生:テクノロジーを使いすぎることが原因のものよ。

タクヤ:ああ!

加藤先生:首の骨は本来カーブしているべきなの。でも長時間画面を見下ろしていると、そのカーブが消えてしまうの。それで骨が真っ直ぐになってしまう。だから頭が間違った位置にあるのよ。

3ページ目

タクヤ:うわ、まずい。

加藤先生:頭がタクヤくんみたいに前に出ていると、首と肩の後ろの筋肉が硬くなるの。それが血流の悪化につながるのよ。

タクヤ:それ知らなかったです!

加藤先生:姿勢が悪いと、背骨が曲がる原因にもなるわ。胃や肺などの内臓もうまく働かなくなるかもしれない。視力が悪くなることもあるのよ。

タクヤ:それは悪いことばかりですね!どうやって姿勢を直せばいいですか?

加藤先生:立っているときは、あごを引いて、まっすぐ立つこと。

タクヤ:座っているときはどうですか?

加藤先生:椅子の奥に座って、胸を開くことを意識してね。

タクヤ:それならできそうです。

4ページ目

加藤先生:姿勢を直すのは一晩では無理よ。時間がかかるの。最初は疲れるかもしれないけど、続けることで筋肉が正しい位置を覚えていくの。そうすれば自然にできるようになるわ。

タクヤ:そうなんですね。

加藤先生:ストレッチをいくつか教えてあげる。頭痛にも効くはずよ。

タクヤ:お願いします!

加藤先生:両手を頭の上にあげて、手を合わせて。それからできるだけ高く持ち上げてみて。

タクヤ:気持ちいい!

加藤先生:もう一つあるよ。両手を後ろに回して、手を合わせるようにしてみて。それから胸を前に出して。

タクヤ:痛っ……わかりました、毎日やります。ありがとうございます、加藤先生!

日常生活で使えるチャンク&単語解説

ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。

チャンク&単語帳

以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!

姿勢

堅い、こわばった

出っ張る

曲がる、たわむ

適切に

チャンクPickUP

“Can I get stiff shoulders?”
(日本語訳)「肩こりになるんですか?」

構成パーツの解説

パーツ意味機能補足
Can I私は〜できますか疑問文の助動詞+主語可能性を尋ねる形
get〜になる状態変化を表す動詞本来は「得る」の意味から派生
stiff shoulders肩こりgetの目的語(症状を表す名詞句)

“get”の本来の意味は「(手に)入れる、得る」です。この「新しく何かを得る」というイメージが、状態の変化にも応用されています。“get stiff shoulders”は直訳すると「肩こりを得る」となり、「(今までなかった)肩こりという状態を新たに得る=肩こりになる」という意味になります。get + 形容詞get + 名詞の形で、ある状態に変化することを表すのが get の典型的な使い方です(例:get tired・get cold・get a headache)。人以外にも幅広く使えます。建物・機器・食べ物など、状態が変化するものすべてに使えます(例:The room got dirty.・The machine got broken.・The food got cold.)。become との違いは、get が口語的でカジュアルで「結果としてそうなった」という感覚が強いのに対し、become はやや書き言葉的で変化のプロセスに意識が向きやすい点です。get は本来「状態を得る」という核のイメージで捉えると、become との混同を防げます。また get には良い・悪いの意味は含まれておらず、良い変化(get better・get stronger)にも悪い変化(get tired・get sick)にも使えます。

日常会話例

私は海外子会社を持つ企業に勤めており、家族と海外旅行を楽しむことも目標のひとつです。そのため例文は、職場でのビジネス場面と海外旅行中の場面を想定した4つを掲載しています。

ビジネス①

場面:パソコン作業を続けたことで身体に疲れが出る場面
You might get sore shoulders and tired eyes from working on a computer all day.
(一日中パソコン作業をすると、肩こりや目の疲れが出るかもしれません。)

ビジネス②

場面:電源を入れたままにしておくことで機械に不調が出る場面
The machine might get broken if you leave it on all the time.
(電源のつけっぱなしは、バッテリーが消耗して機械が壊れるかもしれません。)

旅行①

場面:温泉に入って体の調子が良くなる場面
You might get healthier if you go to a hot spring regularly.
(温泉に定期的に行くと、体調が良くなるかもしれません。)

旅行②

場面:辛い食べ物を食べすぎてお腹を壊す場面
You might get a stomachache if you eat too much spicy food.
(辛い食べ物を食べすぎると、お腹が痛くなるかもしれません。)

PickUP長文読解

今回の一文
“You might feel tired at first, but continuing to do so will make your muscles remember the correct position.”
(日本語訳)「最初は疲れるかもしれないけど、続けることで筋肉が正しい位置を覚えていくの。」

構成パーツの解説

パーツ意味機能補足
You might feel tired at first最初は疲れるかもしれない前半の節
butしかし接続詞
continuing to do soそれを続けること後半の主語(動名詞句)continuing自体が名詞として機能
will make〜させるだろう述語(使役動詞)make+O+動詞の原形
your musclesあなたの筋肉使役構文の目的語
remember the correct position正しい位置を覚える目的語の補語(動詞の原形)

読解のポイント

使役構文 make + O(目的語) + V(動詞の原形)

使役構文とは、「誰かに何かをさせる」という意味を表す構文のことを指します。動作主(させる側)が、対象(させられる側)に何らかの行動を取らせる・促す内容を表し、日本語の「〜させる」に相当する英語表現で、代表的なものに make・have・let があります“make + O + V”は「Oに(強制的に)Vさせる」という意味になります。今日の文ではwill make + your muscles(目的語)+ remember(動詞の原形)→「筋肉に正しい位置を覚えさせるだろう」という形になっています。ポイントは、目的語の後ろに来る動詞が原形(to不定詞ではない)という点です。

他の使役動詞との違い

英語には make・have・let という3つの代表的な使役動詞があります。“make + O + V”は強制的に・必然的にそうさせる(例:The news made her cry.)、“have + O + V”は依頼・指示して何かをさせる(例:I had him fix the computer.)、“let + O + V”は許可して何かをさせる(例:I let him go home early.)という違いがあります。今日の文では「続けること」が結果として自然に・必然的に筋肉に正しい位置を覚えさせるという意味なので、make がふさわしい使役動詞です。

動名詞が主語になる例

“Continuing to do so”のように、動名詞(〜ing)は名詞として文の主語になれます(例:Swimming is good for your health.・Reading books every day improves your vocabulary.)。今日の文の continuing to do so も同様に、「それを続けること」という行為全体をひとつの名詞としてまとめ、主語の位置に置いています。

本日の記事の要約

今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!

要約 日本語訳:
11歳の少年タクヤが、頭痛と肩こりを訴えて養護教諭の加藤先生のもとを訪れます。加藤先生は、スマホやタブレットの使いすぎによる悪い姿勢が「テックネック」や血流の悪化、内臓への影響まで引き起こすことを説明します。加藤先生はタクヤの姿勢を確認し、正しい立ち方・座り方を教え、痛みを和らげるストレッチを紹介します。姿勢の改善には時間と継続的な努力が必要だと伝えます。

先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介

毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方必見です!
先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。

「チャンクをしっかり覚えたい」「英語表現力を高めたい」「1週間分を効率よく復習したい」という方には特におすすめです。再放送のタイミングでの復習や、苦手なチャンクの再確認にも便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ESEの放送について

NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。

※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。

👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)

また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。

番組の内容をより深く理解したい方には、公式テキストの利用もおすすめです
テキストには、毎日の英文スクリプトや語彙リストが掲載されており、学習効果を高めるのに非常に役立ちます。

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当ブログはESEを使ったインプット学習の記録が中心ですが、筆者自身が「聞く力は鍛えているのに、話す力が追いついていない」という課題に気づき、AI英会話アプリ「Speak(スピーク)」でアウトプットの練習を始めました。

一週間、無理なくアウトプットのトレーニングをするなかで、得られたことや気づいたことをまとめて記事にしています。週に1度更新していますので、「ESEでインプットは続いているけど、話す練習はできていない」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考までにご覧ください。

👉 先週のSpeak記事はこちら

この記事を書いた人
ESEリスナー

学生時代から英語が苦手だった私ですが、職場のグローバル化という現実に直面したことをきっかけに、NHK『Enjoy Simple English』とAIを組み合わせた学習法と出会い、英語学習がようやく「続けられるもの」になりました。
仕事でのキャリアチャンスを逃したくない、家族と海外旅行を楽しみたい——そんなリアルな動機を持ちながら、学習者目線で毎日更新しています。
筆者の詳細が気になる方は、名前のリンクをクリックしてご覧ください。

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