このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)」の内容をもとに、
- 本文和訳
- チャンク&単語解説
- 英語での要約
を毎日更新しています。
毎週木曜日は「保健室ものがたり”Health Talks ~at school~”」です。学校の保健室を舞台に、心身にまつわるさまざまな症状と対処法をやさしい英語で解説されています。
本日のHealth Talks ~at school~のストーリーは「近視予防大作戦」です。
【本日の放送をテキストで読んだ感想】
今回のストーリーは概ね読解することができました。スマホを頻繁に見る上に、パソコンでの仕事が多くなったため、学生時代よりも目を酷使している現状です。今回の3つのことを実践しようと思いました。
「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。
また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。
ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!
Nearsightedness(近視予防大作戦):和訳
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ナレーション:中学校の保健の先生である田中先生が、クラスの前に立っています。彼女は近視についてお話しするために来ています。
担任の先生:田中先生を歓迎しましょう。とても大切なお話をしに来てくださいました。
田中先生:みなさん、こんにちは。今日は近視についてお話ししに来ました。誰か、近視とは何か教えてくれますか?
生徒1:近くのものはよく見えるけど、遠くのものが見えにくくなる、ということです。
田中先生:その通りです。私たちの学校でも、視力に問題を抱える生徒が増えています。どうしてだと思いますか?
生徒2:スマートフォンを使いすぎているからですよね?
田中先生:スマートフォンだけではありません。最近の人々は、携帯ゲームやタブレットなど、画面をよく見るようになっています。そして、それらを顔に近づけすぎているんです。
生徒3:どうして距離が関係するんですか?
田中先生:いい質問ですね。眼球は通常、丸い形をしています。でも、視力が悪くなると、眼球は主に頭の後ろの方向に伸びてしまうんです。
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生徒2:本当ですか?
田中先生:ええ、そうなると、目がうまくピントを合わせられなくなるんです。
生徒3:だから私たちはメガネをかけるんですよね?それで解決じゃないですか!
田中先生:メガネは確かに見え方を助けてくれます。でも、もし近視が進行してしまうと、将来的な目の病気のリスクが高まってしまうんです。
生徒3:例えばどんな病気ですか?
田中先生:例えば、ある病気では視野が狭くなってしまうことがあります。あるいは、目が濁ってしまい、まるでずっと霧の中を見ているような状態になることも。こうした病気の中には、視力の喪失につながるものもあります。
生徒1:それって、目が見えなくなる可能性もあるということですか?
田中先生:それは起こりうることです。
担任の先生:田中先生、生徒たちは近視を防ぐために何ができるのでしょうか?
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田中先生:3つのことを覚えておいてください。まず、物の見方に気をつけること。携帯電話を例に考えてみましょう。目から最低30センチは離してください。そして、画面は顔と平行になるようにしましょう。
生徒1:わかりました。
田中先生:2つ目、目をリラックスさせること。
生徒3:どうやってリラックスさせるんですか?
田中先生:何かを近くで長時間見ていると、目の筋肉が緊張してしまいます。これが近視を悪化させる原因になることがあります。ですから、20分ごとに20秒間、少なくとも6メートル離れたものを見るようにしてください。
生徒1:つまり、スマホを使うときは、20分ごとに20秒間、遠くを見ればいいんですね?
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田中先生:その通りです。目をリラックスさせるもう一つの方法は、まばたきの回数を増やすことです。
生徒2:目を開けたり閉じたりすること?でも私たち、いつもまばたきしていますよね。
田中先生:実は、何かに集中していると、まばたきを忘れてしまうんです。
生徒2:なるほど、納得です。最後のポイントは何ですか、田中先生?
田中先生:3つ目は、1日に2時間以上、屋外で過ごすことです。最近の研究では、目が屋外で自然光を浴びることで、近視の予防に役立つ可能性があると分かってきました。
生徒1:でも、今は外がすごく暑いです!
田中先生:日陰にいるだけでも効果はありますよ。
生徒3:それなら、もっと長い休み時間が必要ですね!
田中先生:あなたはただ授業から抜け出したいだけでしょう。
(笑い声)
日常生活で使えるチャンク&単語解説
ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。
チャンク&単語帳
以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!
近視
重要である、問題になる
~を避ける
まばたきする
チャンクPickUP
“That makes sense.”
(日本語訳)「なるほど、納得です。」
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| That | それは | 主語 | |
| makes sense | 意味をなす、納得がいく | 動詞句 | make sense(〜だと合点がいく) |
make sense ――理由・論理を理解して納得したことを伝える
make sense は「意味をなす、筋が通る、納得がいく」という意味の定番表現で、That makes sense. は「それは意味をなす」というシンプルな構造で、相手の説明を聞いて「なるほど、それなら分かる」と納得を伝える相槌です。
慣例的な相槌として使われている
このフレーズは、厳密に論理を検証した上で言っているというより、会話をスムーズに進めるための相槌として、かなり慣例的に使われる傾向があるとのことでした。日本語の「なるほどね」「そっかそっか」に近い、軽い反応として使われることも多い一方で、感情的な内容への共感(That’s sad. など)や、単なる好み・感想への反応としては、あまり適していない点も確認できました。
「なるほど」系表現の使い分け
同じ「なるほど」でも、場面によって適した表現が異なります。観光地の説明や道案内のような、軽い情報のやり取りでは I see. や Oh, okay. で十分で、使用頻度もこちらの方が高いようです。一方、プレゼンの内容や、後輩からの業務報告のように、理由・論理を理解し評価を伴う納得を伝えたい場面では、That makes sense. が最も適しており、よく使われるということが確認できました。
日常会話例
私は海外子会社を持つ企業に勤めており、家族と海外旅行を楽しむことも目標のひとつとしています。
この表現は、相手の説明に理由を理解して納得する場面で使えるということなので、今回はビジネスの場面を想定した会話を2つ掲載しています。
ビジネス①
場面:後輩から業務の進捗が遅れている理由を説明され、納得する場面
A:We’re behind schedule because the client changed the requirements twice.
(クライアントの要件が2回変更になったので、スケジュールが遅れています。)
B:Ah, that makes sense.
(ああ、なるほど、納得です。)
ビジネス②
場面:プレゼンの内容を聞いた後、その戦略の理由に納得する場面
A:We decided to focus on the younger demographic because they showed the highest growth rate.
(若年層に注力することにしたのは、最も高い成長率を示していたからです。)
B:That makes sense. It’s a smart approach.
(なるほど、納得です。賢い戦略ですね。)
PickUP読解
今回の一文
“Recent studies have found that if your eyes get natural light outside, it may help to protect you from nearsightedness.”
(日本語訳)「最近の研究では、目が屋外で自然光を浴びることで、近視の予防に役立つ可能性があると分かってきました。」
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| Recent studies have found | 最近の研究は発見した | 主節(現在完了) | |
| that if your eyes get natural light outside, | もし目が屋外で自然光を浴びれば | that節の中のif節 | |
| it may help to protect you from nearsightedness | それは近視から守るのに役立つかもしれない | that節の中の主節 | itはif節の内容を受ける |
読解のポイント
have found ――現在完了が持つ「今も有効な発見」というニュアンス
Recent studies have found ~ は現在完了形で、単なる過去形(found)とは異なり、「過去に発見されたことが、今も有効な知見として扱われている」ことを表します。「最近分かってきたことで、現在でも通用する知見だ」という、情報の新しさ・現在性を示すシグナルとして読むと、文全体のニュアンスがつかみやすくなります。
that節の中にif節が入る、入れ子構造
found の目的語となるthat節の内部に、さらにif節が組み込まれています。that の後ろに来る節を、いったんひとかたまり(foundの目的語=発見された内容)として捉えた上で、その内部にさらに if ~ という条件節が入っている、という2段階の構造として読み進めると、混乱しにくくなります。
itが指すもの――if節の内容をそのまま受ける代名詞
it may help ~ の it は、If ~, 主語 ~ という基本の文型の主語の位置に置かれています。この主語には、直前のif節の内容(your eyes get natural light outside=目が自然光を浴びること)が、そのまま it として使い回されています。仮にitを使わず if節の内容をそのまま主語として繰り返すと、Your eyes getting natural light outside may help ~ という冗長な文になってしまうため、it で簡潔に言い換えている、という理解になります。
may help to ~ ――確信度を弱める助動詞
it may help to protect you ~ の may(〜かもしれない)は、確信度が中程度〜低めの推測を表す助動詞です。研究結果を「絶対にそうだ」と断定せず、「そういう可能性がある」という科学的に慎重な言い回しとして may が選ばれています。
本日の記事の要約
今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!
要約 日本語訳:
保健の先生である田中先生は、生徒たちに近視について話し、スクリーンを見る時間が増えたことで目が伸びてしまい、視力が悪化していると説明します。近視が悪化すると、将来的な目の病気、さらには失明のリスクも高まると警告します。それを防ぐために、3つの習慣を勧めます。画面を最低30センチ離すこと、20分ごとに6メートル先を見て目を休ませ、まばたきを増やすこと、そして自然光を浴びるために毎日2時間以上屋外で過ごすことです。
先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介
毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方も必見です!
先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。
「チャンクをしっかり覚えたい」「英語表現力を高めたい」「1週間分を効率よく復習したい」という方には特におすすめです。再放送のタイミングでの復習や、苦手なチャンクの再確認にも便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ESEの放送について
NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHK FMで放送されています。
※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。
👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)
また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。
番組の内容をより深く理解したい方には、公式テキストの利用もおすすめです。
テキストには、毎日の英文スクリプトや語彙リストが掲載されており、学習効果を高めるのに非常に役立ちます。
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スピーキング力を鍛えたい方へ:AI英会話アプリSpeakの学習レポートも書いてます!
当ブログはESEを使ったインプット学習の記録が中心ですが、筆者自身が「聞く力は鍛えているのに、話す力が追いついていない」という課題に気づき、AI英会話アプリ「Speak(スピーク)」でアウトプットの練習を始めました。
一週間、無理なくアウトプットのトレーニングをするなかで、得られたことや気づいたことをまとめて記事にしています。週に1度更新していますので、「ESEでインプットは続いているけど、話す練習はできていない」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考までにご覧ください。
ちなみに先週は訳あってSpeakができなかったので、先々週の記事を紹介しておきます。




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