このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)」の内容をもとに、
- 本文和訳
- チャンク&単語解説
- 英語での要約
を毎日更新しています。
毎週水曜日は「世界の偉人伝”Heroes and Giants”」です。日本を、世界を動かした偉人達。誰もが知るその偉業とちょっと意外なその素顔を英語で味わいましょう。
本日のHeroes and Giantsのストーリーは「Sakamoto Ryoma(坂本龍馬)」です。
【本日の放送をテキストで読んだ感想】
今回は概ね理解できました。坂本龍馬を題材にしたドラマはこれまで多く制作されてきましたが、見たことがなかったので、初めて知ることがたくさんありました。元々外国人を国内に入れるのは良くないと考えていたことや、薩摩・長州との関わりが最初は貿易会社としてのものだったことなど、新しい発見が多く勉強になりました。
「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。
また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。
ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!
Sakamoto Ryoma(坂本龍馬):和訳
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1800年代後半、日本では江戸幕府が終わりを迎え、新しい明治の時代が始まろうとしていた。この時代に重要な役割を果たした人物のひとりが、坂本龍馬である。彼の物語を紹介しよう。
坂本は1835年、現在の高知県にあたる地域で、武士の家に生まれた。彼の家族は土佐藩の一員であった。
1853年、坂本は剣術を磨くために江戸へ向かった。同じ年、黒船が江戸湾に到着した。当時、日本は外国とほとんど接触がなく、多くの人々と同じように、坂本は外国人を国内に入れるのは良くない考えだと思っていた。
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しかし、河田小龍——西洋文化に詳しい画家——に出会った後、彼の考え方は変わった。坂本はこう考えた。
「国を開くことが、近代化の助けになるかもしれない。」
その後、彼は日本海軍のリーダーであった勝海舟の助手となった。勝は幕府の高官であり、日本の近代化を信じていた。勝は坂本に船について教えた。坂本のリーダーシップの才能に気づいた勝は、彼に自分の海軍訓練学校のリーダーになるよう頼んだ。
この頃、幕府を終わらせ、天皇に政治権力を戻したいと願う人々がますます増えていた。また、有力な長州藩とそのライバルである薩摩藩も、どちらも幕府を倒そうとしていた。
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坂本は仕事を失ったため、武器も販売する貿易会社を立ち上げた。坂本もまた江戸幕府に反対していたので、こう考えた。
「長州と薩摩が協力できれば、幕府を止められるかもしれない。」
坂本は長州が武器を必要としていて、薩摩が米を必要としていることを知っていた。そこで、自分の会社を使って、薩摩から長州へ武器を送らせ、長州から薩摩へ米を送らせた。1866年、この2つの有力な藩は手を結んだ。
1867年6月、長州は幕府への攻撃を計画し始めた。坂本は暴力的な攻撃に反対していたため、国を近代化する計画を作った。これには天皇に権力を戻すことも含まれていた。この計画は将軍・徳川慶喜に提出され、11月初め、幕府は暴力を使わずに政権を譲った。
その約1か月後、坂本は京都で幕府支持者によって暗殺された。それは彼の33歳の誕生日であった。彼の死後すぐに、日本は急速に近代化を始めた。坂本の人生は突然終わったが、日本を変えたいという強い願いと、彼の魅力的な人柄は、人々に国の近代化を促すきっかけとなった。
日常生活で使えるチャンク&単語解説
ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。
チャンク&単語帳
以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!
江戸幕府
明治時代
当時、そのころ
〜を近代化する
〜に気づく
チャンクPickUP
“In 1853, Sakamoto went to Edo to improve his katana skills.”
(日本語訳)「1853年、坂本は剣術を磨くために江戸へ向かった。」
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| In 1853, | 1853年に | 時を表す前置詞句 | |
| Sakamoto went to Edo | 坂本は江戸へ行った | 主節 | |
| to improve | 向上させるために | 目的を表す不定詞 | to + 動詞の原形 |
| his katana skills | 彼の剣術 | improveの目的語 |
この文は意味的に2つの動作(「江戸へ行った」と「剣術を磨いた」)を含んでいますが、文法的には1つの文として自然につながっています。これは to + 動詞の原形(to不定詞)を使った目的を表す表現だからです。to improve ~ は「〜するために」という目的を表す不定詞で、メインの動作(went to Edo)に対して「何のために行ったのか」を後ろから説明しています。2つの文をつなげているわけではなく、1つの動作の目的を不定詞で補足している構造です。目的を示す内容を後ろに追加するときは to + 動詞の原形 で表現するのが基本パターンです。
日常会話例
私は海外子会社を持つ企業に勤めており、家族と海外旅行を楽しむことも目標のひとつです。そのため例文は、職場でのビジネス場面と海外旅行中の場面を想定した4つを掲載しています。
ビジネス①
場面:プレゼンスキルを伸ばすためにセミナーに参加する場面
He went to the seminar to improve his presentation skills.
(彼はプレゼンスキルを向上させるために、セミナーへ向かった。)
ビジネス②
場面:交渉力を磨くために海外出張へ向かう場面
She went to New York to improve her negotiation skills.
(彼女は交渉スキルを向上させるために、ニューヨークへ向かった。)
旅行①
場面:料理の腕を上げるためにフランスへ留学する場面
I went to France to improve my cooking skills.
(私は料理の腕を上げるために、フランスへ向かった。)
旅行②
場面:語学力を伸ばすためにイタリアへ向かう場面
He went to Italy to improve his language skills.
(彼は語学力を向上させるために、イタリアへ向かった。)
PickUP長文読解
今回の一文
“Sakamoto was born into a samurai family in 1835, in what is now Kochi Prefecture.”
(日本語訳)「坂本は1835年、現在の高知県にあたる地域で、武士の家に生まれた。」
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| Sakamoto was born into | 坂本は〜に生まれた | 主節 | |
| a samurai family | 武士の家 | bornの対象 | |
| in 1835, | 1835年に | 時を表す前置詞句 | |
| in what is now Kochi Prefecture | 現在の高知県であるところで | 場所を表す前置詞句 | whatは先行詞を含む関係代名詞 |
読解のポイント
what の関係代名詞としての使い方
what は「〜なこと・〜なもの」という意味を持つ関係代名詞で、通常の関係代名詞(who・which・that)とは違い、先行詞を含んだ関係代名詞です。つまり what 自体が「the thing(s) which」(〜であるもの)という意味をすでに内包しています。基本の形は what + 主語 + 動詞(例:This is what I wanted.=「これは私が欲しかったものだ」)です。
今日の文 what is now Kochi Prefecture を直訳すると「今は高知県であるもの(場所)」となり、「当時はその名前ではなかったが、今では高知県と呼ばれている場所」という意味になります。what がここでは場所を指していますが、文法上は「もの・こと」を表す関係代名詞がそのまま「場所」の意味でも使われている点がポイントです。
what is now ~ :歴史表現として
what is now ~ は「現在は〜と呼ばれている(場所・もの)」という意味の定型的な歴史表現で、地名や国名が時代によって変わった場合に当時の文脈と現在の名称を結びつけるために使われます(例:what is now the United States=「現在のアメリカ合衆国にあたる地域」)。歴史の教科書や伝記でよく見かける表現です。
本日の記事の要約
今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!
要約 日本語訳:
1835年に武士の家に生まれた坂本龍馬は、江戸幕府を終わらせる上で重要な役割を果たしました。当初は外国に国を開くことに反対していましたが、西洋文化に詳しい画家と出会い、考えを変えます。海軍のリーダー勝海舟の助手となった後、貿易会社を使って対立していた長州藩と薩摩藩を結びつけました。彼の平和的な改革案により幕府は政権を譲りましたが、坂本はわずか1か月後、33歳の誕生日に暗殺されました。
先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介
毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方も必見です!
先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。
「チャンクをしっかり覚えたい」「英語表現力を高めたい」「1週間分を効率よく復習したい」という方には特におすすめです。再放送のタイミングでの復習や、苦手なチャンクの再確認にも便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ESEの放送について
NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。
※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。
👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)
また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。
番組の内容をより深く理解したい方には、公式テキストの利用もおすすめです。
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スピーキング力を鍛えたい方へ:AI英会話アプリSpeakの学習レポートも書いてます!
当ブログはESEを使ったインプット学習の記録が中心ですが、筆者自身が「聞く力は鍛えているのに、話す力が追いついていない」という課題に気づき、AI英会話アプリ「Speak(スピーク)」でアウトプットの練習を始めました。
一週間、無理なくアウトプットのトレーニングをするなかで、得られたことや気づいたことをまとめて記事にしています。週に1度更新していますので、「ESEでインプットは続いているけど、話す練習はできていない」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考までにご覧ください。




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