エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳&チャンク解説(7/23)

木曜日:保健室ものがたり

このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)」の内容をもとに、

  • 本文和訳
  • チャンク&単語解説
  • 英語での要約

を毎日更新しています。

毎週木曜日は「保健室ものがたり”Health Talks ~as school~”」です。学校の保健室を舞台に、心身にまつわるさまざまな症状と対処法をやさしい英語で解説されています。

本日のHealth Talks ~as school~のストーリーはSunburn(夏の健康 日焼けに注意)です。

【本日の放送をテキストで読んだ感想】
今回も概ねストーリーを理解できました。最近は男女問わず紫外線対策をしている人が多く見受けられます。日焼け止めの塗り直しはついついおろそかにしがちですが、やはりちゃんとしないといけないと反省しました。

「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。

また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。

ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!

Sunburn(夏の健康 日焼けに注意):和訳

1ページ目

ナレーション:7月の終わりです。中学生たちは夏休み中ですが、部活動のために学校に来ている生徒もいます。ある女の子が、養護教諭の田中先生のもとを訪れます。

ユミ:肩を見てもらえますか?何か問題がある気がして。

田中先生:もちろんよ、ユミさん。どうしたの?

ユミ:昨日、友達とプールに行って、すごくひどい日焼けをしてしまったんです。

田中先生:見せて。あら!肩がとても赤いわね。これは痛いはずよ。

ユミ:痛いです。

田中先生:まず、日焼けを冷やしましょう。はい、この氷の袋を使って。

ユミ:冷やせばいいんですか?

田中先生:そうよ。痛みを和らげてくれるわ。

ユミ:氷、すごく気持ちいい。もうそんなに痛くないです。

田中先生:それはよかった。日焼け止めは使った?

ユミ:もちろんです!でも、肩の後ろまで手が届かなくて、そこには十分に塗れていなかったと思います。

田中先生:やっぱりね。顔も少し赤いわよ。顔にはちゃんと日焼け止めを塗ったの?

2ページ目

ユミ:子供じゃないんだから。もちろん塗りましたよ。しっかり擦り込みました。

田中先生:あらあら。それが問題かもしれないわね。日焼け止めは肌に擦り込んではいけないの。優しくのせるように塗るべきよ。

ユミ:本当ですか?

田中先生:日焼け止めで大切なのは、たっぷりの量を均等に広げることよ。顔には、2回塗ることをお勧めするわ。

ユミ:2回も?

田中先生:そうよ。それだけじゃなく、2〜3時間おきに塗り直すべきなの。時間が経つと、日焼け止めの効果が薄れていくから、うまく働かなくなるのよ。

ユミ:楽しくて、塗り直す時間を取らなかったんです。次はちゃんとするようにします。

3ページ目

田中先生:忘れないでね。

ユミ:はい。もう一つ質問してもいいですか?

田中先生:もちろん。

ユミ:うちの母は夏に外出するとき、サングラスをかけて、長袖を着て、UVカット傘を使って日光を遮っています。それってやりすぎじゃないですか?

田中先生:いいえ。実は、あなたのお母さんは日光対策がしっかりできていると思うわ。UVが何の略か知ってる?

ユミ:ええと……

田中先生:紫外線(ultraviolet)の略よ。太陽から出るUV(紫外線)は、肌にダメージを与えるの。だから、長時間日光を浴びていると、将来、しわやシミが増えてしまうかもしれないわ。

ユミ:それは嫌ですね。

田中先生:そうよね。それに、健康にも良くないの。UV(紫外線)が多い地域に住む人ほど、皮膚がんになりやすいというのはよく知られた事実なのよ。

4ページ目

ユミ:UVは悪だ。

田中先生:全部が悪いわけじゃないのよ。私たちの体はUV(紫外線)に反応してビタミンDを作り出すの。これが骨を丈夫にしてくれるのよ。

ユミ:それは知りませんでした!

田中先生:だから、しばらくはゆっくり休んで、しっかり食べてね。

ユミ:どちらも大好きです。ありがとうございます、田中先生。

田中先生:いつでもどうぞ。安全に夏を楽しんでね!

日常生活で使えるチャンク&単語解説

ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。

チャンク&単語帳

以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!

擦り込んだ

たっぷり

広げる

減少する

チャンクPickUP

“I was having so much fun, I didn’t take the time to put it on again.”
(日本語訳)「楽しくて、塗り直す時間を取らなかったんです。」

構成パーツの解説

パーツ意味機能補足
I was having so much funすごく楽しんでいた過去進行形の節理由を表す前置き
I didn’t take the time時間を取らなかった否定文take the timeの否定形
to put it on againそれを再び塗ることto不定詞timeの内容を説明

take the time to do は「〜するための時間を(意識的に)取る」という意味の表現です。just have time(たまたま時間がある)とは違い、take という動詞が使われることで、「忙しい中でもあえて時間を作る・確保する」という意志的なニュアンスが加わります。今回は否定形の didn’t take the time to do なので、「〜する時間を(あえて)取らなかった」=「〜するのを怠ってしまった」という意味になります。

本来すべきだったことに対して、時間を作らなかった・後回しにしてしまったことを振り返る場面でよく使われます。単に「忙しかった」という言い訳ではなく、「本当はできたはずなのに、あえてその時間を作らなかった」という、やや反省的なニュアンスを含むのが特徴です。

didn’t take the time to do は、「やろうと思えばできたけれど、あえてしなかった」という主体的な選択のニュアンスを持ちます。一方、状況的にできなかった場合は、以下のように使い分けます。

  • couldn’t find the time to do(時間を見つけられなかった):忙しさなど、状況による制約のニュアンス
  • didn’t have time to do(時間がなかった):意図の有無に関わらず、単純に時間的余裕がなかったという客観的事実

今回の本文のユミさんの発言は、「楽しくてつい後回しにしてしまった」という、自分の行動を振り返って反省するニュアンスが込められているため、didn’t take the time to do が使われています。

日常会話例

私は海外子会社を持つ企業に勤めており、家族と海外旅行を楽しむことも目標のひとつです。そのため例文は、職場でのビジネス場面と海外旅行中の場面を想定した4つを掲載しています。

ビジネス①

場面:他の仕事に追われ、報告書の見直しをあえて省いたことを振り返る
I was so busy with other tasks, I didn’t take the time to double-check the report.
(他の仕事に追われていて、報告書を見直す時間をあえて取りませんでした。)

ビジネス②

場面:後輩の仕事ぶりを信頼し、細かいチェックまではあえてしなかったことを話す
I trusted my junior colleague’s work, so I didn’t take the time to check every detail.
(後輩の仕事を信頼していたので、細部まで確認する時間はあえて取りませんでした。)

旅行①

場面:観光が楽しくて、休憩をあえて取らずに歩き続けてしまったことを話す
We were having so much fun sightseeing, we didn’t take the time to rest.
(観光が楽しくて、休憩する時間を取りませんでした。)

旅行②

場面:現地の言葉をたくさん学ぶため、母国語を話す時間をあえて作らなかったことを振り返る
I wanted to learn the local language, so I didn’t take the time to speak my own language during the trip.
(現地の言葉を学びたかったので、旅行中は母国語を話す時間をあえて作りませんでした。)

PickUP読解

今回の一文
“It’s a known fact that people living in areas with more UV rays are more likely to get skin cancer.”
(日本語訳)「UV(紫外線)が多い地域に住む人ほど、皮膚がんになりやすいというのはよく知られた事実なのよ。」

構成パーツの解説

パーツ意味機能補足
It’s a known factよく知られた事実だ形式主語構文itは形式主語、真の主語はthat以下
that people living in areas with more UV raysより多くのUVがある地域に住む人々同格のthat節の主語livingは現在分詞の後置修飾
are more likely to get skin cancer皮膚がんになる可能性がより高い述部be more likely to doの比較級

読解のポイント

同格のthat(内容を説明するthat節)

It’s a known fact that ~ の that は接続詞のthatですが、より厳密には「同格のthat」と呼ばれる用法です。a known fact(よく知られた事実)という名詞の「内容・中身」を、that以下の節が説明しており、「a known fact=that以下の内容」というイコールの関係になっています。fact・idea・news・belief のような「内容を伴う名詞」の直後に that節が続く場合は同格のthatと呼ばれ、「〜という(名詞)」と訳すのが自然です。

現在分詞の後置修飾

that節の主語 people living in areas with more UV rays では、living in areas with more UV rays(現在分詞句)が people を後ろから修飾しています。「〜している人々」という意味で、people の直後に置かれることで、その人々がどんな人々なのかを説明する働きをしています。

be more likely to doの構文

述部の are more likely to get skin cancer は、be likely to do(〜する可能性が高い)に比較級の more が付いた形で、「より〜する可能性が高い」という意味を表します。

本日の記事の要約

今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!

要約 日本語訳:
ユミは、プールで遊んだ後にひどい日焼けをしてしまい、養護教諭の田中先生のもとを訪れる。田中先生は、日焼け止めは擦り込むのではなく優しく塗るべきで、効果を保つには2〜3時間おきに塗り直す必要があると説明する。ユミはまた、母親がなぜ紫外線対策を徹底しているのかを知る。紫外線は、しわやシミ、さらには皮膚がんの原因にもなりうるという。しかし田中先生は、紫外線が全て悪いわけではなく、体がビタミンDを作り、骨を丈夫にする助けにもなっていると付け加える。

先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介

毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方必見です!
先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。

「チャンクをしっかり覚えたい」「英語表現力を高めたい」「1週間分を効率よく復習したい」という方には特におすすめです。再放送のタイミングでの復習や、苦手なチャンクの再確認にも便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ESEの放送について

NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。

※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。

👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)

また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。

番組の内容をより深く理解したい方には、公式テキストの利用もおすすめです
テキストには、毎日の英文スクリプトや語彙リストが掲載されており、学習効果を高めるのに非常に役立ちます。

📘 テキストは全国の書店や、Amazon・楽天ブックスなどのオンライン書店でも購入可能です。

ラジオ エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 2026年7月号

価格:709円
(2026/6/28 17:48時点)
感想(0件)

NHKラジオ エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 2026年7月号[雑誌] 【電子書籍】

価格:670円
(2026/6/28 17:48時点)
感想(0件)

スピーキング力を鍛えたい方へ:AI英会話アプリSpeakの学習レポートも書いてます!

当ブログはESEを使ったインプット学習の記録が中心ですが、筆者自身が「聞く力は鍛えているのに、話す力が追いついていない」という課題に気づき、AI英会話アプリ「Speak(スピーク)」でアウトプットの練習を始めました。

一週間、無理なくアウトプットのトレーニングをするなかで、得られたことや気づいたことをまとめて記事にしています。週に1度更新していますので、「ESEでインプットは続いているけど、話す練習はできていない」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考までにご覧ください。

👉 先週のSpeak記事はこちら

この記事を書いた人
ESEリスナー

学生時代から英語が苦手だった私ですが、職場のグローバル化という現実に直面したことをきっかけに、NHK『Enjoy Simple English』とAIを組み合わせた学習法と出会い、英語学習がようやく「続けられるもの」になりました。
仕事でのキャリアチャンスを逃したくない、家族と海外旅行を楽しみたい——そんなリアルな動機を持ちながら、学習者目線で毎日更新しています。
筆者の詳細が気になる方は、名前のリンクをクリックしてご覧ください。

ESEリスナーをフォローする
木曜日:保健室ものがたり
ESEリスナーをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました