このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English」の内容をもとに、
- 本文和訳
- チャンク&単語解説
- 英語での要約
を毎日更新しています。
毎週水曜日は「世界の偉人伝”Heroes and Giants”」です。日本を、世界を動かした偉人たちの誰もが知るその偉業を、ちょっと意外なその素顔を、英語で味わうことができます。
本日のHeroes and Giantsのストーリーは「Amelia Earhart ~ A Flying Legend ~」です。
「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。
また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。
ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!
Amelia Earhart ~ A Flying Legend ~(アメリア・イアハート 〜 伝説の飛行士 〜):和訳
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アメリア・イアハートは、大西洋を単独で横断した最初の女性パイロットでした。彼女はパイロットたちの先駆者であり、特にアメリカでとても人気があります。
イアハートは1897年、カンザス州で生まれました。それはライト兄弟が初めて飛行してから6年前のことでした。彼女が12歳になるころには、飛行機はイギリスとフランスの間を飛べるほど良くなっており、1920年にはアメリカからヨーロッパへ初めて飛行機が飛びました。
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イアハートは、成長していく中でこうした変化を目の当たりにしました。1917年、第一次世界大戦の間、彼女はカナダの病院で負傷した兵士を助けるボランティアをしました。このころ、彼女は飛行の話を聞くことが大好きでした。数年後、彼女は飛行機に乗る機会を得ます。この10分間の飛行が彼女の人生を変えました。
「私が地面から200〜300フィートほど上に上がったころには、私は飛ばなければならないと分かっていました。」
その後、イアハートはパイロットになるための訓練を始めました。高いレッスン代を払うため、仕事を見つけなければなりませんでした。1923年、イアハートはついにパイロットの免許を取得しました。
1928年、彼女は大西洋をノンストップで横断する飛行機に乗客として乗るよう頼まれました。この飛行は成功しましたが、後に彼女はこう思いました。
「私はただの荷物でした。まるでジャガイモの袋のように。いつか一人でやってみたい。」
この飛行によって、イアハートは突然有名になりました。彼女は講演をしたり、この飛行について本を書いたり、さらには女性用の服のデザインまで頼まれました。この仕事は、彼女自身の飛行のためのお金を得る助けになりました。
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ついに1932年5月20日、イアハートは大西洋の単独横断飛行を達成しました。この飛行には14時間56分かかりました。その後も、ハワイからカリフォルニアまでなど、さらにいくつもの単独飛行を成功させました。
イアハートは、女性でも男性と同じことができるのだということを世界に示したいと思っていました。やがて彼女は赤道に沿って世界一周飛行をする計画を立て始めます。これは誰も成し遂げたことのないことでした。
イアハートはこれに二度挑戦しました。最初のときは、ハワイから離陸する際に飛行機の操縦を失ってしまい、途中でやめなければなりませんでした。二度目の挑戦では、イアハートと乗組員は別のルートを取り、カリフォルニアからニューギニアまでの飛行に成功しました。
次に、彼らは太平洋の小さな島に立ち寄る予定でした。7月2日、イアハートの飛行機は離陸しましたが、残念ながらその島に到着することはありませんでした。多くの人がイアハートと乗組員を捜索しましたが、彼らは見つかりませんでした。彼女の死は今もなお謎のままです。
アメリア・イアハートの人生は短いものでしたが、彼女は女性にはできないと思われていたことを成し遂げました。彼女のパイロットとしての成功は、今日でも女性パイロットや宇宙飛行士たちに影響を与え続けています。
日常生活で使えるチャンク&単語解説
ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。
チャンク&単語帳
以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!
訓練する
赤道
〜に影響を及ぼす
チャンクPickUP
Maybe someday I’ll try it alone.
(日本語訳)いつか一人でやってみようと思います。
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| Maybe | たぶん / もしかしたら | 副詞 | 文全体のニュアンスをやわらげる |
| someday | いつか | 副詞 | 未来の不特定の時点 |
| I’ll | 私は〜するつもりだ | 主語+助動詞 | I will の短縮形 |
| try | 試す / 挑戦する | 動詞 | 新しいことに挑むニュアンス |
| it | それを | 目的語 | 文脈上の対象(ここでは単独飛行) |
| alone | 一人で | 副詞 | 方法・状態を補足 |
Maybe someday I’ll 〜 は、未来について「いつかやってみたい」「そのうちやろうかな」といったやわらかい意思や願望を表すチャンクです。この表現のポイントは、断定しない未来を自然に伝えられることです。「I will 〜」だけだと強い決意のニュアンスになりますが、そこに
- Maybe(たぶん)
- someday(いつか)
を加えることで、「今すぐではないけど、将来的にはやりたい」という現実的で柔らかい印象になります。
日常会話への応用
– Maybe someday I’ll travel around the world.
(いつか世界一周してみたいな。)
– Maybe someday I’ll start my own business.
(いつか自分のビジネスを始めたいな。)
PickUP長文読解
Enjoy Simple Englishでは関係代名詞等を用いた長い一文がよく出てきます。そこで、ストーリーに出てきた長文の構造や意味などを確認する中で、関係代名詞などの構文に強くなって、長文読解への抵抗をなくしましょう!
今回の一文
“By the time I was two or three hundred feet off the ground, I knew I had to fly.”
(日本語訳)地面から200〜300フィートほど離れたころには、私は飛ばなければならないと分かっていました。
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| By the time | 〜する頃には | 接続表現 | 時間の到達点を表す |
| I was | 私は〜だった | 主語+動詞 | 状態を説明 |
| two or three hundred feet | 200〜300フィート | 数量表現 | おおよその高さ |
| off the ground | 地面から離れて | 前置詞句 | 距離・位置を表す |
| I knew | 私は分かっていた | 主節 | 認識・確信 |
| I had to fly | 飛ばなければならない | 内容節 | knew の中身 |
読解のポイント
By the time の時間感覚をつかむ
By the time ~ は「〜する頃にはすでに」という意味を持つ重要な時間表現です。単なる「when(〜のとき)」とは異なり、「その時点に到達するまでにすでに何かが起こっている」というニュアンスを含みます。
この文では、「地面からある程度の高さに達したその時点には、すでに飛ぶべきだと分かっていた」という意味になります。つまり、単なる出来事ではなく、「気づきが完了していたタイミング」を表しています。このニュアンスを意識すると、英語の時間表現がより立体的に理解できるようになります。
knew の中に入る「内容節」
I knew I had to fly の部分では、knew の後ろに文(内容節)が続いている構造です。
ここでのポイントは、「何を知っていたのか」を具体的に説明している点です。
- I knew(私は分かっていた)
- I had to fly(飛ばなければならないと)
英語ではこのように、「思う・知る・感じる」などの動詞の後ろに文をそのまま置くことで、考えの中身を表現します。この構造は長文読解で頻出なので、しっかり慣れておくことが重要です。
本日の記事の要約
今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!
要約 日本語訳:
アメリア・イアハートは、大西洋横断で有名になった先駆的な女性パイロットでした。航空の発展に影響を受け、努力してパイロットの免許を取得します。その後、1932年に単独で大西洋横断飛行を成功させました。女性も男性と同じことができると証明するため世界一周飛行に挑戦しますが、途中で飛行機が行方不明となり、その運命は今も謎のままです。
先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介
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先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。
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ESEの放送について
NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。
※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。
👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)
また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。
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