このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)」の内容をもとに、
- 本文和訳
- チャンク&単語解説
- 英語での要約
を毎日更新しています。
毎週木曜日は「保健室ものがたり”Health Talks ~as school~”」です。学校の保健室を舞台に、心身にまつわるさまざまな症状と対処法をやさしい英語で解説されています。
本日のHealth Talks ~as school~のストーリーは「Autonomic Nerves(自律神経について知ろう)」です。
【本日の放送をテキストで読んだ感想】
今回も内容は概ね理解できました。自律神経を整えることは、生活の充実感を得るうえでとても大切だけれど、それがなかなか難しい。整えるために必要なこと一つ一つは決して難しくないのに、全部をこなすとなると意外と大変で、改めて意識して生活しようと思わされました。
「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。
また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。
ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!
Autonomic Nerves(自律神経について知ろう):和訳
1ページ目
ナレーション:中学校の養護教諭と3人の生徒が、体育館のステージに立っています。三年生全員に向けて、人形劇を行おうとしています。
田中先生:みなさん、こんにちは。今日は自律神経について教えます。神経は、脳と体の間でメッセージを送ったり受け取ったりする配線のようなものです。自律神経は、体温や心拍数といったことを自動的にコントロールしています。今日は、2種類の自律神経の大切さについて学びます。それでは、ショーを始めましょう!
ガス・ペダル:こんにちは、僕は交感神経です。車のアクセルのように働きます。だからみんな僕のことをガス・ペダル(アクセル)って呼ぶんだ!僕はいつもエネルギーに満ちあふれてるよ。
ブレーキ・ペダル:こんにちは、私は副交感神経です。ブレーキ・ペダルと呼んでください。みなさん、落ち着いて。リラックスしましょう。
ハナコ:そして私はハナコ!ガス・ペダルとブレーキ・ペダルは、私の体の中で働いているの。
田中先生:ガス・ペダルとブレーキ・ペダルは、シーソーで遊んでいます。シーソーでは、片方が上がると、もう片方が下がります。そしてまた入れ替わります。ガス・ペダルが上にあるとき、ハナコの体の中では何が起きるでしょうか?
2ページ目
ガス・ペダル:エネルギーを解き放て!その力を体中に送り込め!
田中先生:ハナコの呼吸は速くなり、心拍数も上がります。彼女はより活発に動けるようになります。
ハナコ:うわあ!すごく速く走れそうな気がする!
田中先生:では、ブレーキ・ペダルがシーソーの上にあるときはどうでしょうか?
ブレーキ・ペダル:よし、ハナコ。息を吸って、吐いて。ゆっくり呼吸することが大切だよ。
ハナコ:とても落ち着いて、眠くなってきた。
田中先生:ハナコの呼吸と心拍数はどちらも遅くなります。彼女はよりリラックスした状態になります。ガス・ペダルとブレーキ・ペダルが交互に上がったり下がったりすることで、彼女の体は良い状態を保てるのです。もし片方だけがずっと上にいたら、ハナコにとって良くありません。たとえば……
3ページ目
ハナコ:今日はすごく忙しかった。休みたいな。
田中先生:今こそブレーキ・ペダルが上にいるべきですが……
ガス・ペダル:ハナコ!もっとできるよ!君ならできるって知ってる!フルパワーだ!
田中先生:ガス・ペダルがシーソーで下がってこないので、ブレーキ・ペダルは上がることができません。これがハナコにどう影響するか見てみましょう。
ハナコ:眠りたいのに、眠れない。ああ!なんだかイライラしてきた。
田中先生:ガス・ペダルが働き続けていると、ハナコの体は休むことができません。体も心もどんどん疲れていきます。そして、ブレーキ・ペダルがずっと働き続けると……
4ページ目
ブレーキ・ペダル:落ち着いて、ハナコ。冷静に。リラックスして。
ハナコ:集中できない。何もする気になれない。体がすごく重い。
田中先生:ブレーキ・ペダルが長い間上にいると、ハナコの体は思い通りに動けなくなります。人間の体には、ブレーキ・ペダルとガス・ペダルの両方が正しく働くことが必要なのです。
ハナコ:終わり。
全員:ありがとうございました!
田中先生:何か質問はありますか?
生徒A:田中先生、私たちはどうやって神経をコントロールすればいいのですか?
田中先生:簡単ですよ。よく眠って、朝起きて、太陽の光を浴びること。それから、しっかり食べて、日中は運動して、たくさん遊ぶことです。
生徒A:それ、全然簡単じゃないです!やることがたくさんあります!
日常生活で使えるチャンク&単語解説
ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。
チャンク&単語帳
以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!
自律神経
神経
交感神経
副交感神経
呼吸
正しく
チャンクPickUP
“I don’t feel like doing anything. “
(日本語訳)「何もする気になれない。」
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| I | 私は | 主語 | |
| don’t feel like | 〜したい気分ではない | 否定形の口語表現 | feel like ~ingの否定形 |
| doing anything | 何かをすること | 動名詞句 | feel likeの後は動名詞(~ing)が続く |
feel like ~ing は「〜したい気分だ」という意味の口語表現です。like の後ろに動名詞(~ing)が続く点がポイントで、feel like a pizza(ピザが食べたい気分)のように名詞が続く形もありますが、動作を表す場合は必ず ~ing 形になります。今回は否定形の don’t feel like ~ing なので「〜したい気分ではない」=「〜する気になれない」という意味になります。
自分の気分・意欲を話す時に、日常会話で非常によく使われるカジュアルな表現です。「〜したい」を want to ~ で言うと少し直接的・意志的な響きになるのに対し、feel like ~ing は「なんとなくそんな気分」という、その場の感覚的なニュアンスを表せます。
feel like ~ing はカジュアルな響きを持つ表現ではありますが、決して「タメ口」や「くだけすぎ」というわけではなく、上司や目上の人との会話でも自然に使える表現です。丁寧さの度合いを左右するのは表現そのものよりも、トーンや文脈、前後の言葉遣いの方が大きく影響します。ただし、正式な報告書やビジネスメールなど、フォーマルな書き言葉の文脈では、I’m not inclined to ~ や I’d prefer not to ~ のような表現の方が適切な場合があります。話し言葉では上司相手でも問題なく使えますが、フォーマルな文書では別の言い回しを選ぶ、という使い分けがあると覚えておくとよいです。
日常会話例
私は海外子会社を持つ企業に勤めており、家族と海外旅行を楽しむことも目標のひとつです。そのため例文は、職場でのビジネス場面と海外旅行中の場面を想定した4つを掲載しています。
ビジネス①
場面:同僚に軽くランチや休憩に誘われて、気分が乗らないことを伝える
I don’t feel like eating out today. Let’s just order something.
(今日は外食する気分じゃないな。何か注文しよう。)
ビジネス②
場面:ふと思い立って、同僚をコーヒーに誘う
I feel like grabbing a coffee. Do you want to join me?
(コーヒーでも飲みに行きたい気分。一緒にどう?)
旅行①
場面:旅行中、疲れて予定していた観光をパスしたい時
I don’t feel like walking any more today. Can we just relax at the hotel?
(今日はもう歩く気分じゃないな。ホテルでゆっくりしない?)
旅行②
場面:現地で急に食べたいものを思いついた時
I feel like trying some local street food tonight.
(今夜は地元のストリートフードを食べてみたい気分。)
PickUP読解
今回の一文
“If Brake Pedal stays at the top for a long time, Hanako’s body can’t do what she wants it to do.”
(日本語訳)「ブレーキ・ペダルが長い間上にいると、ハナコの体は思い通りに動けなくなります。」
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| If Brake Pedal stays at the top for a long time | もしブレーキ・ペダルが長い間上にいたら | if節(条件) | 主節の条件を表す |
| Hanako’s body can’t do | ハナコの体は〜できない | 主節の骨格 | do の目的語として what節が続く |
| what she wants it to do | 彼女がそれ(体)にしてほしいこと | 関係代名詞whatの名詞節 | doの目的語。it=Hanako’s body |
読解のポイント
if節+主節の基本構造
この文は「If〜, 〜」という条件文の形をとっています。If の後ろに「もし〜なら」という条件(Brake Pedalが長時間上にいる)が置かれ、コンマの後ろに「その結果どうなるか」(ハナコの体が思い通りに動けない)という主節が続きます。まずは If のかたまりがどこまでかを見極め、コンマの後ろから「結果・本題」が始まる、という基本の型を意識すると読みやすくなります。
漠然とした語(it・do)を具体化して読む
英文の中には、it(それ)や do(そうする)のように、具体的な内容をぼかして表す言葉がよく出てきます。これは、話の流れの中で「何を指しているか」がすでに分かっているため、同じ言葉を繰り返さずに済ませる英語らしい書き方です。
この文の what she wants it to do を分解すると:
- it = Hanako’s body(ハナコの体)
- do = 体に「こう動いてほしい」という、その動作そのもの
日本語に直すと「彼女が自分の体に望んでいること」となり、文脈(ブレーキ・ペダルが効きすぎて、体が思うように動かない状況)から、「もっと活発に動きたい」という意味だと分かります。
英文を読むときに it や do のような言葉に出会ったら、「これは何を指しているんだろう?」と一度立ち止まって確認する習慣をつけると、文の意味がぐっとつかみやすくなります。
本日の記事の要約
今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!
要約 日本語訳:
学校の人形劇で、田中先生は「ガス・ペダル(交感神経)」と「ブレーキ・ペダル(副交感神経)」という2人のキャラクターを通して、生徒たちに自律神経について教える。この2つはハナコの体の中でシーソーのように交互に働く。ガス・ペダルが働くとハナコは元気で活発になり、ブレーキ・ペダルが働くと落ち着いて眠くなる。どちらかが働きすぎると、ハナコの体に不調が出てしまう。両者のバランスが不可欠であり、田中先生は、よい睡眠・日光・食事・運動・遊びがこのバランスを健やかに保つ助けになると説明する。
先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介
毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方も必見です!
先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。
「チャンクをしっかり覚えたい」「英語表現力を高めたい」「1週間分を効率よく復習したい」という方には特におすすめです。再放送のタイミングでの復習や、苦手なチャンクの再確認にも便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ESEの放送について
NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。
※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。
👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)
また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。
番組の内容をより深く理解したい方には、公式テキストの利用もおすすめです。
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スピーキング力を鍛えたい方へ:AI英会話アプリSpeakの学習レポートも書いてます!
当ブログはESEを使ったインプット学習の記録が中心ですが、筆者自身が「聞く力は鍛えているのに、話す力が追いついていない」という課題に気づき、AI英会話アプリ「Speak(スピーク)」でアウトプットの練習を始めました。
一週間、無理なくアウトプットのトレーニングをするなかで、得られたことや気づいたことをまとめて記事にしています。週に1度更新していますので、「ESEでインプットは続いているけど、話す練習はできていない」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考までにご覧ください。




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