このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)」の内容をもとに、
- 本文和訳
- チャンク&単語解説
- 英語での要約
を毎日更新しています。
毎週月曜日は「探検!世界の映えスポット”Picture-Perfect Spots on Planet Earth”」です。地球への移住を検討中の宇宙人コンビ・イチカとバチカが再び登場!世界各地の、写真映えする絶景を巡る旅へ。
今回のPicture-Perfect Spots on Planet Earthのストーリーは「Antelope Canyon(アンテロープキャニオン)」です。
「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。
また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。
ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!
Antelope Canyon(アンテロープキャニオン):和訳
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バチカ:こちらバチカ。イチカ、聞こえる?助けて。砂漠では電波が弱くて、聞こえないか。はあ。本当に暑い!もう3時間も歩いてる。この辺に、本当に素晴らしい写真スポットなんてあるの?あ、車だ。(車に向かって)ちょっと!止まって!
* * *
バチカ:(水を飲む)あー、乗せてくれて本当によかった。
ドライバー:一人で歩いてたなんて信じられない。ここは危険だよ!
バチカ:まあ、母船に降ろしてもらって……でも、近くに人気の観光スポットがあるって聞いたんだけど……
ドライバー:ああ。アンテロープキャニオンね。入口はすぐそこだよ。
バチカ:やった!そこで降ろしてもらえる?見てみたいんだ。
ドライバー:えっと、一人では入れないよ。
バチカ:なんで?
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ドライバー:この土地はナバホと呼ばれるネイティブアメリカンのグループのものだから。入るには彼らの許可が必要なんだ。
バチカ:じゃあ、どうすればいいの?
ドライバー:ナバホが運営している公式ツアーに参加しないといけないよ。
バチカ:そっか。じゃあ、明日のツアーを予約するね。
* * *
バチカ:赤い岩、赤い砂……まるで火星みたい。あ、人がいる。あれが私のツアーかな。
ガイド:皆さん、こんにちは。アッパーアンテロープキャニオンツアーへようこそ!まず、トラックでキャニオンの入口まで向かいます。
* * *
ガイド:はい、あそこが入口です。行きましょう!
バチカ:まるで洞窟に入っていくみたい……(中に入る)あ、中は涼しくて気持ちいい……(キャニオンの内部を見る)わあ!すごい!うねった赤茶色の壁に囲まれてる。
ガイド:何百万年もの間、雨水がこの地域を流れ続けていました。
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ガイド:その流れが、この狭い通路と滑らかに曲がった壁を作り出したのです。
バチカ:すごい!
ガイド:キャニオンの壁は砂岩でできています。よく見ると、地層のような縞模様が見えますよ。
バチカ:本当だ。年輪みたいに見えるね。あー、水がこんなに壁を曲線にできるなんて信じられない。
ガイド:まるで魔法みたいでしょう?では、先に進みましょう。アッパーアンテロープキャニオンには、光の筋が見られるスポットがあります。
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バチカ:光の筋って何?
ガイド:キャニオンの上から差し込む太陽の光のことです。スポットライトのように見えますよ。
バチカ:すごい!あ、あそこに見えると思う。悪い宇宙人が人を宇宙船に引き上げるときに使う光の筋みたいだよ。
ガイド:はははっ。写真を撮ってあげましょうか?そのスポットライトの中に立ってください。
バチカ:ありがとう!(カシャッ)
* * *
バチカ:ねえイチカ、戻ってきたよ。この写真を見てよ。すごいでしょ?
イチカ:うん、でも、アンテロープキャニオンだけの写真はないの?あなたは写っていなくていいんだけど。
バチカ:え?!(ため息)はい、どうぞ。
イチカ:最高!
日常生活で使えるチャンク&単語解説
ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。
チャンク&単語帳
以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!
峡谷
砂岩
狭い
許可
チャンクPickUP
I’m surrounded by wavy red-brown walls.
(日本語訳)うねった赤茶色の壁に囲まれてる。
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| I’m surrounded | 私は囲まれている | 主節・受け身(be+過去分詞) | surround(囲む)の受け身形 |
| by | 〜によって | 動作の主体・手段を示す前置詞 | 受け身文でbyが「何によって」を示す |
| wavy red-brown walls | うねった赤茶色の壁 | 動作主(囲んでいるもの) | wavy(うねった)+red-brown(赤茶色)で詳細な描写 |
“be surrounded by〜”は「〜に囲まれている」という意味の受け身表現。旅行先での感動の描写から職場環境まで幅広く使える。byの後には囲んでいるものの名詞・名詞句が来る。単に「周りに〜がある」と言うより、空間に包まれているような没入感・臨場感が出るのが特徴。”surrounded with”より“surrounded by”が一般的。
日常会話例
私は海外子会社を持つ企業に勤めており、家族と海外旅行を楽しむことも目標のひとつです。そのため例文は、職場でのビジネス場面と海外旅行中の場面を想定した4つを掲載しています。
ビジネス①(場面:海外子会社のチームメンバーに新しいオフィス環境を紹介するメッセージ)
– Our new office is surrounded by nature — there’s a park right outside.
(新しいオフィスは自然に囲まれています。すぐ外に公園があります。)
ビジネス②(場面:上司に現在のプロジェクト状況を報告する場面)
– Right now, I’m surrounded by data that needs to be sorted.
(現在、整理が必要なデータに囲まれている状態です。)
旅行①(場面:絶景スポットで現地ガイドと話す場面)
– Wow, I’m completely surrounded by mountains.
(すごい、四方を山に囲まれてる。)
旅行②(場面:レストランで隣の席の旅行者と話す場面)
– I feel so at home here. I’m surrounded by great food and friendly people!
(ここは本当に居心地がいい。美味しい食べ物と優しい人たちに囲まれている感じがします!)
PickUP長文読解
今回の一文
“For millions of years, rainwater rushed through this area and made these narrow pathways and smooth, curved walls.”
(日本語訳)何百万年もの間、雨水がこの地域を流れ続け、この狭い通路と滑らかに曲がった壁を作り出したのです。
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| For millions of years | 何百万年もの間 | 期間を示す副詞句 | for+期間で「〜の間ずっと」 |
| rainwater | 雨水が | 主語(S) | 地形形成の主体 |
| rushed through | 〜を流れた・突き抜けた | 動詞句(V) | rush through=「勢いよく通り抜ける」 |
| this area | この地域を | 目的語(O) | アンテロープキャニオン一帯を指す |
| and | そして | 並列の接続詞 | 二つの動詞句を並列につなぐ |
| made | 作り出した | 動詞(V) | make+目的語の形 |
| these narrow pathways | この狭い通路を | 目的語① | 峡谷内の通路 |
| and | そして | 並列の接続詞 | 二つの目的語を並列につなぐ |
| smooth, curved walls | 滑らかに曲がった壁を | 目的語② | smooth(滑らか)+curved(曲線状の)の複合修飾 |
読解のポイント
「for+期間」が表す「継続の長さ」
“For millions of years”はfor+期間という形で、ある行為・状態がどれだけの期間続いたかを示します。millions of yearsは「何百万年もの」という意味で、”for three hours”(3時間)や”for decades”(何十年もの間)と同じ構造です。この”for〜”が文頭に置かれることで、「気の遠くなるような長い時間をかけて」という壮大な時間感覚が冒頭から強調されています。
「rush through」が生み出す躍動感
“rainwater rushed through this area”のrush throughは「勢いよく流れ抜ける・突き進む」という意味の句動詞です。単に”flow through”(流れ抜ける)と言うより、「激しい勢いで一気に流れる」というダイナミックなイメージがあり、アンテロープキャニオンがいかに強大な水の力によって形成されたかを一語で伝えています。過去形”rushed”が使われていることで、現在の静かな峡谷の姿と、かつての猛烈な流れとのコントラストが浮かび上がります。
一つの主語が二つの結果を生む「S+V+O and O」の並列構造
“made these narrow pathways and smooth, curved walls”は、rainwaterという一つの主語が二つの目的語(narrow pathways と smooth, curved walls)を生み出したことを示す並列構造です。andで二つの目的語をつないでいるため「同じ原因(水)がこれほど異なる地形的特徴を作り出した」という豊かな内容が一文で伝わります。この構造は地理・科学・歴史の説明文で頻繁に使われます。
本日の記事の要約
今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!
要約 日本語訳:
宇宙人のバチカが砂漠で立ち往生し、ドライバーに助けられてアンテロープキャニオンのことを教えてもらいます。この土地はナバホ族のものであり、公式ツアーへの参加が必要だと知ります。翌日、アッパーアンテロープキャニオンのガイドツアーに参加し、うねる砂岩の壁・狭い通路・劇的な光の筋に圧倒されます。イチカへの写真を撮りますが、バチカが写っていないほうがよかったようです。
先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介
毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方も必見です!
先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。
「チャンクをしっかり覚えたい」「英語表現力を高めたい」「1週間分を効率よく復習したい」という方には特におすすめです。再放送のタイミングでの復習や、苦手なチャンクの再確認にも便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ESEの放送について
NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。
※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。
👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)
また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。
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