このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English」の内容をもとに、
- 本文和訳
- チャンク&単語解説
- 英語での要約
を毎日更新しています。
毎週木曜日は「マリーのハテナ日記”Marie the Scientist”」です。身の回りに始まり宇宙の果てまで少女マリーが見つけた科学の「なぜ?」に<大人>たちはいかに答えるのか。難問への超シンプルな説明に耳を傾けてみましょう。
本日のMarie the Scientistのストーリーは「Where Does Dust Come from ?」です。
「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。
また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。
ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!
Where Does Dust Come from ?(ホコリはどこからやってくるの?):和訳
1ページ目
Narration (Marie):親愛なる日記へ。今日はおばあちゃんがうちに遊びに来た。おばあちゃんは本当にかっこいい人だ。わたしと同じように、ファッションと科学が大好き。わたしたちは笑ったりおしゃべりしたりしていた。そこへお母さんがやってきて、こう言った。
Mother:マリー、ピアノの練習はしたの?
Marie:まだだよ、ママ。あとでやるよ。
Mother:少なくとも三日間は弾いていないと思うわよ。
Marie:そんなことないよ!昨日も練習したもん。
Mother:本当?じゃあどうしてピアノにホコリがついているのかしら?
Marie:ホコリ?
Mother:ホコリがついているってことは、長いあいだ触っていないってことよ。
Grandmother:でも、それはマリーが嘘をついているっていう意味じゃないのよ。
Marie:ありがとう、おばあちゃん。ところで、ホコリってどこから来るの?
2ページ目
Grandmother:ホコリを少しつまんで、よく見てごらん、マリー。何が見える?
Marie:ホコリをちゃんと見たことなんてなかったよ。えっと、小さな白いふわふわのかたまりにしか見えない。
Grandmother:じゃあ、そのホコリを黒い紙の上に置いて、虫めがねで見てみなさい。そうすれば、とてもよく見えるわ。
Marie:わあ!細い糸みたいなものがたくさんある!
Grandmother:それは“ファイバー(繊維)”って呼ばれるのよ、マリー。
Marie:じゃあ、このファイバーはどこから来たの、おばあちゃん?
Grandmother:そうね、そのいくつかはあなたの服から来ているのよ。あなたの服もファイバーでできているから、服を着たり脱いだりすると、ファイバーが落ちてくるの。
Marie:そっか。知らなかった。
Grandmother:ファイバーはティッシュペーパーからも出てくるの。あの箱からティッシュを1枚取って、破いてみなさい、マリー。
Marie:わかった。とっても小さいものが、ふわふわ浮いているのが見える!
3ページ目
Grandmother:それがファイバーよ。とても小さくて軽いから、空気の中を浮かんでいるの。しばらくすると、ゆっくり下に落ちていって、1日くらいで床やピアノの上にも降り積もるのよ。1本1本のファイバーは見えにくいけれど、たくさん集まると、わたしたちにも見えるようになる。それがホコリなの。
Marie:聞いた、ママ?わたしが毎日ピアノを練習しても、ホコリは出てくるんだよ!
Mother:はいはい、わかったわよ、あなたの言いたいことは。
4ページ目
Grandmother:でもね、マリー、ホコリはちゃんと掃除しなきゃだめよ。ホコリの中には、小さな虫の死がいやカビのかけらが入っていることが多いの。
Marie:カビ?パンに生えているのを見たことあるよ。あのカビがホコリにもあるの?うえっ!ママ、家を掃除してよ!
Mother:いい考えね、マリー。あなたも手伝ってちょうだい!
Narration (Marie):だからこれからは、わたしは毎日ピアノのホコリを掃除するつもり。
日常生活で使えるチャンク&単語解説
ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。
チャンク&単語帳
以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!
少なくとも
注意して
虫眼鏡、拡大鏡
かび、菌
チャンクPickUP
She loves fashion and science just like me.
(日本語訳)彼女は、わたしと同じようにファッションと科学が大好きだ。
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| She | 彼女は | 主語 | すでに会話に出ている女性を指す三人称単数。名前の代わり。 |
| loves | ~が大好きだ/愛している | 動詞(一般動詞・三人称単数現在) | like より「好き度」が高い。人だけでなく趣味・分野にもよく使う。 |
| fashion and science | ファッションと科学を | 目的語 | and で2つを並列。「ファッションとサイエンスの両方」というニュアンス。 |
| just like me | わたしとまったく同じように | 比較表現(類似) | 「just」で「ほんとうに/まさに同じ」という強調。「わたしと似ているね」という親近感を出す。 |
just like meは「わたしと同じように/わたしとそっくりで」という意味で、好きなもの・習慣・性格などが「自分と同じ」であることを、軽く・フレンドリーに伝えたいときに使います。文の最後につけることが多いですが、前に出して強調することも可能です。just like me の前には、共通点(動詞句や形容詞)が来る、つまり似ているポイントが何かを前半で言うのが自然です。
日常会話での応用表現
– She loves anime just like me.
(彼女は、わたしと同じでアニメが大好きなんだ。)
– He’s shy at first, but talkative once he opens up, just like me.
(彼は最初は人見知りだけど、打ち解けるとよくしゃべるんだ。わたしと同じでね。)
PickUP長文読解
Enjoy Simple Englishでは関係代名詞等を用いた長い一文がよく出てきます。そこで、ストーリーに出てきた長文の構造や意味などを確認する中で、関係代名詞などの構文に強くなって、長文読解への抵抗をなくしましょう!
今回の一文
“It’s difficult to see each separate fiber, but when they come together, we can see them.”
(日本語訳)1本1本の繊維を見分けるのはむずかしい。でも、それらが集まると、わたしたちには見えるようになる。
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| It’s difficult | それはむずかしい | 形式主語構文の前半(It is + 形容詞) | 本当の主語(to see 以下)を後ろに回すための「ダミーの it」。ここでは「~するのはむずかしい」という評価を先に出している。 |
| to see | 見ること/見分けること | 不定詞(名詞的用法) | 行為そのものを名詞のようにまとめる役割。「to see A = A を見ること」。この文の「本当の主語」の一部。 |
| each separate fiber | それぞれの一本一本の繊維 | 目的語(to see の対象) | each で「一つひとつ」、separate で「別々の・個々の」。fiber を修飾して「1本ずつバラバラに分かれた繊維」というイメージになる。 |
| but | しかし/でも | 接続詞(逆接) | 前半の「見るのはむずかしい」という内容に対して、「条件が変わるとこうなる」という対比を導く。 |
| when they come together | それらが集まると | 副詞節(時間・条件) | when はここでは「~すると(き)」≒「~するときには」という条件のニュアンス。they は fibers を指す。come together は「集まる・一つになる」。 |
| we can see them | わたしたちはそれらを見ることができる | 主節(結果) | can は「可能」だけでなく「目で識別できる」という意味合いも含む。them は前の fibers をまとめて指す複数形の目的語。 |
読解のポイント
「It is + 形容詞 + to 動詞」の“形式主語構文”に慣れる
この文の前半「It’s difficult to see each separate fiber」は、本来の語順で言えば「To see each separate fiber is difficult.」です。しかし、英語では「長い主語を先頭に持ってくると読みにくくなる」ため、代わりにダミーの it を主語に置き、本当の主語(to see ~)を後ろに下げます。
- It’s difficult to see each separate fiber.
= To see each separate fiber is difficult.
このパターンは日常会話でも非常によく使われます。
- It’s hard to explain.(説明するのはむずかしい。)
- It’s easy to remember.(覚えやすいよ。)
読解のときは、「It’s 形容詞 to ~」を見た瞬間に、「あ、これは『~するのは…だ』って意味を後ろに回してるんだな」と一括で処理できるとスムーズです。
「each separate fiber」を一塊でイメージする
each と separate が続いているので、最初は少し読みにくく感じるかもしれません。
ここは細かくバラバラに訳そうとするより、
- each:1本1本
- separate:バラバラに分かれた
- fiber:繊維
→ 「1本1本バラバラに分かれた繊維」=「それぞれの繊維(一本ずつ)」
くらいのまとまり(チャンク)としてイメージすることが大事です。
dust という「かたまり」の話から、「それを構成する一本一本の fiber」にズームインしている、
という流れがつかめると、内容理解もグッと楽になります。
本日の記事の要約
今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!
要約 日本語訳:
マリーの家におばあちゃんが来て、ピアノの練習をめぐるマリーとお母さんの小さないさかいに加わります。お母さんはピアノの上のホコリを指摘しますが、おばあちゃんはホコリの正体が、服やティッシュから出た小さな繊維が空気中をゆっくり落ちてきたものだと説明します。ホコリにはカビや小さな虫の死がいも含まれると知り、マリーは毎日ピアノを掃除して、家の片づけも手伝おうと決めます。
先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介
毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方も必見です!
先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。
「チャンクをしっかり覚えたい」「英語表現力を高めたい」「1週間分を効率よく復習したい」という方には特におすすめです。再放送のタイミングでの復習や、苦手なチャンクの再確認にも便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ESEの放送について
NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。
※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。
👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)
また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。
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