エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳&チャンク解説(1/15)

木曜日:マリーのハテナ日記

このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English」の内容をもとに、

  • 本文和訳
  • チャンク&単語解説
  • 英語での要約

を毎日更新しています。

毎週木曜日は「マリーのハテナ日記”Marie the Scientist”」です。身の回りに始まり宇宙の果てまで少女マリーが見つけた科学の「なぜ?」に<大人>たちはいかに答えるのか。難問への超シンプルな説明に耳を傾けてみましょう。

本日のMarie the ScientistのストーリーはWhy Do People Die?です。

「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。

また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。

ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!

Why Do People Die?(人間はなぜ死ぬの?):和訳

1ページ目

Narration (Marie):親愛なる日記へ。今日は、私たちの担任のサトウ先生が学校に来なかった。だからフジタ先生が私たちのクラスを教えてくれた。ハルトがフジタ先生に……

Haruto:サトウ先生がどこにいるか知っていますか?

Mr. Fujita:彼女は悪い知らせを受けたんだ。昨夜、お母さんが亡くなった。

Haruto:ああ、気の毒だな。僕のひいおじいさんは去年亡くなって、僕は今でも会いたいよ。94歳だった。

Mr. Fujita:人が死ぬのは悲しいことだけど、私たちはみんないつか死ぬ。だから毎日、笑顔で過ごすべきなんだ。

Narration (Marie):私は二人の会話を聞いていて、ある疑問が浮かんだ。だから休み時間にフジタ先生に会いに行った。

Marie:聞きたいことがあるんです。人はどうして死ぬんですか?

Mr. Fujita:いいかい、マリー。まずは私たちの体について説明しよう。

2ページ目

Mr. Fujita:「細胞(cells)」って聞いたことはあるかい?

Marie:サトウ先生が教えてくれました。生きているものはみんな細胞でできています。私の皮膚も、たくさんたくさんのとても小さい皮膚の細胞の集まりなんです。

Mr. Fujita:そのとおり。皮膚の細胞は1つが2つの皮膚の細胞に分かれる。そうやって君は大きくなるんだ。体の中では、新しい細胞がいつも作られている。

Marie:うん!私、成長してる!

Mr. Fujita:でも残念ながら、細胞が2つに分かれる回数には限りがあるんだ。

3ページ目

Marie:細胞がもう新しい細胞を作れなくなったら、どうなるんですか?

Mr. Fujita:自分の仕事をうまくできなくなる。たとえば、ある細胞の仕事が誰かの体からいらないものを取り除くことだとしたら……

Marie:体がゴミだらけになっちゃう!

Mr. Fujita:そう。そしてそうなると、体は健康でいられない。だから病気になって、それから死ぬ。

Marie:私たちの細胞がずっと新しい細胞を作れたらいいのに。そうしたら死ななくてすむのに!

Mr. Fujita:面白い考えだね、マリー。

4ページ目

Mr. Fujita:実はね、ずっと新しい細胞を作り続けるクラゲの種類がいるんだ。その種類のクラゲが見つかって、それが5億歳だったって聞いたよ。

Marie:それってすごく古い!

Mr. Fujita:ははは。じゃあ細胞について、もう一つ事実を教えよう。私たちの細胞には、体の作り方の地図がある。それはDNAと呼ばれている。君のDNAのちょうど半分はお母さんから、残りの半分はお父さんから来ている。

Marie:じゃあ私は、母の半分で父の半分ってこと?

Mr. Fujita:そのとおり。君の子どもも、君のDNAの半分を受け継ぐんだ、マリー。私たちの体は死ぬけれど、DNAは子どもやその子どもたちの中で生き続ける。

Marie:リレーみたい!バトンがDNAなんだ!

Mr. Fujita:それはいい理解のしかただね、マリー!

Narration (Marie):私は、命は贈り物なんだと学んだ。両親が私にくれたこの素晴らしい贈り物を、大切にしていこうと思う!

日常生活で使えるチャンク&単語解説

ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。

チャンク&単語帳

以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!

〜がいないのを寂しく思う

不必要な

ごみ

正確に、ちょうど

チャンクPickUP

That’s how you grow.
(日本語訳)それが、君が成長する仕組みだよ。

構成パーツの解説

パーツ意味機能補足
That’sそれは〜だ指示語+be動詞直前の説明内容(方法・仕組み)をまとめて指す
howどのように/〜するやり方「方法」を表す接続詞「how + 主語 + 動詞」で「〜する方法/仕組み」になる
youあなたは/君は主語会話では you = 相手(ここでは子ども)
grow成長する動詞体が大きくなる・成長する、の一般表現

That’s how + 主語 + 動詞それが(まさに)〜する方法/仕組みだと説明の結論をまとめる型です。直前に理由や手順を説明して、最後に That’s how … で「だからこうなるんだよ」と締めると自然です。“how” は疑問ではなく「方法」の how。語順が how you grow になっているのがポイント(疑問文なら How do you grow?)。

日常会話での応用表現

You practice a little every day. That’s how you get better.
(毎日少しずつ練習するんだ。そうやって上達するんだよ。)

Mix flour and water, then bake it. That’s how you make bread.
(小麦粉と水を混ぜて、それから焼くんだ。そうやってパンを作るんだよ。)

PickUP長文読解

Enjoy Simple Englishでは関係代名詞等を用いた長い一文がよく出てきます。そこで、ストーリーに出てきた長文の構造や意味などを確認する中で、関係代名詞などの構文に強くなって、長文読解への抵抗をなくしましょう!

今回の一文
“I heard a jellyfish of that kind was found and it was 500 million years old.”
(日本語訳)その種類のクラゲが見つかったと聞いたんだけど、それは5億年前のものだったんだ。

構成パーツの解説

パーツ意味機能補足
I heard私は聞いた主節(話し手の情報源)「自分の目撃」ではなく「伝聞」ニュアンス
(that)〜ということを接続(省略されがち)ここは that省略(英語ではよくある)
a jellyfish of that kindその種類のクラゲheard の目的語になる内容(従属節の主語)of that kind = “そのタイプの/そういう種類の”
was found見つかった受動態(出来事を述べる)「誰が見つけたか」より「発見された事実」を強調
andそして/それで2つの文をつなぐ同格というより「追加情報」を足す感じ
itそれは(そのクラゲは)代名詞(前の名詞を受ける)文脈上、クラゲ(の個体)を指す
was 500 million years old5億歳だった年代・古さの説明years old は年齢表現(物にも使う)

読解のポイント

that が省略されると「どこからが聞いた内容か」を見失う

この文は I heard のあとに本来 that が入る形ですが、省略されています。なので「I heard」で一回区切ってしまうと、後ろが別の文に見えて迷子になりがちです。I heard + (内容)というかたまりを意識して、「聞いた内容はここから最後までだな」と先に決めるとスムーズです。

受動態 was found は「発見された事実」に焦点がある

was found は受動態で、「誰が見つけたか」より「見つかった」という出来事を前に出します。ストーリーの説明文では、こういう受動態が頻繁に出ます。主語を人に置かないことで、ニュースっぽく客観的なトーンになります。

本日の記事の要約

今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!

 要約 日本語訳:
マリーは日記に、担任のサトウ先生が母親の死で学校を休んだと書く。それをきっかけに「人はなぜ死ぬのか」が気になり、マリーはフジタ先生に質問する。先生は、体は細胞でできているが、細胞が分裂できる回数には限りがあり、働きが弱まると体は病気になって死に至ると説明する。さらにDNAが子どもへ受け継がれることを教え、マリーは命は贈り物だと学ぶ。

先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介

毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方必見です!
先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。

「チャンクをしっかり覚えたい」「英語表現力を高めたい」「1週間分を効率よく復習したい」という方には特におすすめです。再放送のタイミングでの復習や、苦手なチャンクの再確認にも便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ESEの放送について

NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。

※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。

👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)

また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。

番組の内容をより深く理解したい方には、公式テキストの利用もおすすめです
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