このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English」の内容をもとに、
- 本文和訳
- チャンク&単語解説
- 英語での要約
を毎日更新しています。
毎週木曜日は「マリーのハテナ日記”Marie the Scientist”」です。身の回りに始まり宇宙の果てまで少女マリーが見つけた科学の「なぜ?」に<大人>たちはいかに答えるのか。難問への超シンプルな説明に耳を傾けてみましょう。
本日のMarie the Scientistのストーリーは「Why Does Rain Fall from Black Clouds?」です。
「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。
また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。
ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!
Why Does Rain Fall from Black Clouds?(なぜ雨は黒い雲から降るの?):和訳
1ページ目
Narration (Marie):親愛なる日記へ。今日は、ママと私は公園を散歩した。そこでママは友だちに会って、話して、話して、話し続けた。私はブランコに乗って、大きな雲を見た。だから私はこう言った……。
Marie:ママ、あの大きな雲を見て。雨が降りそう。
Mother:本当?あら、白いわ。雨は降らないよ。
Marie:えっ?雲の色って大事なの?
Mother:そう。白い雲じゃなくて、黒い雲が雨を連れてくるの。もう少し遊んでいいよ、マリー。
Narration (Marie):私はわからなかった。どうして雨は白い雲じゃなくて黒い雲から降るの?すると、小さな息子を連れた男の人が私に話しかけてきた。彼はこう言った……。
Man:雲には本当は色がないって知ってた?
Marie:ううん。
Man:太陽の光が雲を通り抜けるんだ。だから白く見える雲もあれば、黒く見える雲もあるんだよ。
2ページ目
Marie:よくわかりません、すみません。
Man:お嬢ちゃん、雲が何でできているか知ってる?
Marie:水!
Man:そのとおり。雲は水と小さな氷の粒でできているんだ。太陽の光が、その水と氷のかたまりに当たるとどうなると思う?
Marie:光が鏡みたいに水に当たって、反射して戻ってくると思います!
Man:そのとおり!光が水に当たって、いろんな方向に反射するんだ。たくさんの光が混ざると、雲は私たちには「白く」見えるんだよ。
Marie:なるほど。
Man:でも、もっとたくさんの水と氷でできた雲もある。そうなると太陽の光がその雲を通り抜けにくくて、光が届かない。そんな雲が空ではどんなふうに見えるか想像できる?
Marie:黒!
Man:かしこいね!黒い雲には水がたくさんあるんだ。
3ページ目
Man:もし水が多すぎると、それを落とすんだ。
Marie:それが雨だ!
Man:そのとおり。でも覚えておいてほしいことが一つある。
Marie:何ですか?
Man:雲はいつも動いて変化している。白い雲の後ろから黒い雲が近づいてくることもある。ときどき空を見上げて、気をつけるんだよ。
Marie:はい、そうします!
(雷の音)
Mother:マリー!今のは雷?急いで家に帰ろう!
4ページ目
Marie:わあ、黒い雲!走らなきゃ!
Man:話せてよかったよ、お嬢ちゃん。
Marie:新しいことを教えてくれてありがとうございます!さようなら!
Mother:あの人、見たことがある気がする……。
Marie:雲のこと、すごく詳しいね、ママ!
Mother:ああ、毎朝ニュースで見てる人だ!天気予報士のフクダさんよ!
Narration (Marie):明日テレビで見るのが楽しみだ。これからは雲に注目して、もしかしたら天気予報もできるかもしれない。友だちは私のことを天才だと思うはず!
日常生活で使えるチャンク&単語解説
ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。
チャンク&単語帳
以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!
ブランコ
天才
チャンクPickUP
From now on, I’m going to pay attention to the clouds.
(日本語訳)これからは、雲に注意して見るようにする。
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| From now on, | これからは/今後は | 文全体の時間の起点を示す副詞句 | 「これを境に習慣を変える」ニュアンスが強い |
| I’m going to | 〜するつもりだ/〜するようにする | 未来の意志・予定を表す | will より「決めた感」「方針感」 |
| pay attention to | 〜に注意を向ける/意識する | 動詞句(メインの行動) | attention は不可算扱いが多い(× pay attentions) |
| the clouds | 雲(その雲) | 目的語 | 一般的に「雲全般」でも the を使うことがある(話題が雲なので) |
From now on, I’m going to pay attention to 〜.は「これからは〜に注意を向ける/意識する」という、習慣や方針を切り替える宣言にぴったりの言い方です。
注意点として、pay attention to は“気をつける”より“意識を向ける”寄りです。危険回避の「気をつけて!」なら Be careful が定番ですが、集中・観察・意識づけの「注意を向ける」なら pay attention to がとても自然です。また、attention は基本 不可算なので pay attention と言い、attentions にはしないのがポイントです。
日常会話での応用表現
– From now on, I’m going to pay attention to what I eat.
(これからは食べるものに気をつけるよ。)
– From now on, I’m going to pay attention to the weather before I go out.
(これからは出かける前に天気をちゃんと確認するよ。)
PickUP長文読解
Enjoy Simple Englishでは関係代名詞等を用いた長い一文がよく出てきます。そこで、ストーリーに出てきた長文の構造や意味などを確認する中で、関係代名詞などの構文に強くなって、長文読解への抵抗をなくしましょう!
今回の一文
“Then, it’s difficult for the sunlight to pass through those clouds and the light cannot shine.”
(日本語訳)すると、その雲を太陽の光が通り抜けにくくなり、光が(中まで)届かなくなります。
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| Then, | そうなると/すると | 話のつながり(結果) | 直前の説明を受けて「結果」を導く合図 |
| it’s difficult | 難しい/〜しにくい | 形式主語 it の文 | 「何が難しいか」は後ろの to 不定詞で説明 |
| for the sunlight | 太陽光にとって | for + 名詞(主体・当事者) | 「誰にとって難しいか」を示す |
| to pass through those clouds | その雲を通り抜けること | to不定詞(内容) | pass through=「〜を通り抜ける」 |
| and | そして/その結果 | 等位接続 | ここは「AだからB」の流れ(結果追加)として自然 |
| the light | 光(その光) | 主語 | ここでは太陽光が雲を通らない→光が届かない、の“光” |
| cannot shine | 輝けない/照らせない/差し込まない | 動詞句 | shine は「輝く」だけでなく「光が差す」も意味する |
読解のポイント
“It’s difficult (for A) to do” を一塊で取る
この文の核は It’s difficult (for the sunlight) to pass through those clouds です。英語では「it が主語」でも意味の主語は後ろの to不定詞にあります。読解では it を深追いせず、「〜するのが難しい」という型だと即断し、difficult → to pass through を一直線につなげるとスムーズに理解できます。
“for the sunlight” は「当事者」を示す for
difficult for the sunlight は「太陽光にとって難しい」という少し擬人化した表現です。ここは「太陽光が悪い」のではなく、「雲が厚いせいで太陽光が通過できない」という意味になります。for は「〜にとって」を示し、誰がその“難しさ”を受けるのかを明確にしています。
“pass through” は「通り抜ける」で固定し、物理イメージで読む
pass through は抽象的にも使えますが、この文では完全に物理現象です。「光が雲を通過する」イメージを頭に置くと、後ろの the light cannot shine も「だから光が差し込まない」と自然につながります。理屈の文章は、動詞を映像化すると読解が速くなります。
本日の記事の要約
今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!
要約 日本語訳:
マリーはママと公園へ行き、大きな雲を見て雨が降りそうだと思います。でもママは「白い雲なら雨は降らない」と言います。混乱したマリーに、男の人が雲には本当は色がなく、光が水や氷に反射して白く見えることを説明します。黒い雲は水が多く光を通しにくいので雨になりやすいのです。後でその男性がテレビの天気予報士だと知ります。
先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介
毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方も必見です!
先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。
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ESEの放送について
NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。
※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。
👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)
また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。
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