このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)」の内容をもとに、
- 本文和訳
- チャンク&単語解説
- 英語での要約
を毎日更新しています。
毎週火曜日は「日本の伝統的笑い!落語 ”Rakugo”」です。落語という名のかたり芸に英語という名の風を吹き込みます。
本日のRakugoのストーリーは「Boar Hunting」です。
「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。
また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。
ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!
Boar Hunting(池田の猪買い):和訳
1ページ目
Narration:寒い冬の日、ある男が小さな村を歩いています。彼はそこに住む猟師を探しています。
Man:ブルル。寒い!猟師の家はこのあたりのはず……あっ、たぶんここだ。
Narration:男はドアをノックします。
Man:イノシシ肉を売っている猟師さんですか?
Hunter:はい、そうです。
Man:よかった!僕は手足がいつも冷たいので、叔父にイノシシ鍋を食べろと言われました。食べれば体が温まるって。だから大阪からずっと歩いて、新鮮なイノシシ肉をあなたから買いに来たんです。
2ページ目
Hunter:わかった。イノシシ肉を見せよう。2日前に狩りに行ったんだ。
Man:うーん。2日前?新しい肉と古い肉の違いが僕にはわかりません。その肉、2年前のかもしれない。今日、僕のためにイノシシを捕まえてください。
Hunter:ふん。俺の肉は新鮮だ。でも君が望むなら、今から狩りに行ってもいい。
Man:完璧!
Narration:2人は近くの山へ行き、頂上まで登ります。
Hunter:見ろ。ここから谷全体が見える。イノシシが現れたら、俺が撃てる。
Narration:男はイノシシを撃つのに一番いい位置に入ります。準備はできています。
Man:えっと、すみません?新鮮なイノシシ肉っておいしいですよね?
Hunter:もちろん。
Man:イノシシを捕まえたら、あなたの家でイノシシ鍋を作ってもいいですか?すぐ食べたいんです。
Hunter:いいよ。
3ページ目
Man:土鍋を借りてもいいですか?
Hunter:いいよ。
Man:それと、ネギを少しもらえますか?あなたの家の前に生えていましたよね。
Hunter:ああ、いいよ。
Man:あと、しょうゆと砂糖とごはんも必要です。
Hunter:もういい!そんなに質問するな。うるさすぎる!
Man:わかりました。静かにします。
Narration:その次の瞬間……
Man:あっ、見て!谷にイノシシがいる。見える?
Hunter:ああ、見える!俺は猟師だ。静かにして、狩りをさせろ!
Narration:猟師はライフルを撃ちます。弾はイノシシの横を通り過ぎ、大きな岩に当たります。大きな音がします。イノシシはその音に驚いて、地面に倒れます。動きません。2人はイノシシのところへ駆け下ります。
4ページ目
Hunter:ああ、でかいイノシシだ。肉がたくさん取れるぞ。
Man:新鮮な肉?
Hunter:もちろん。本当に新鮮だ!たった今撃ったんだから!
Man:ああ、そうですね……。
Narration:猟師は怒っています。
Hunter:イノシシ肉がどれだけ新鮮か見せてやる。
Man:はい、お願いします!
Narration:猟師はイノシシが死んでいないとわかっています。猟師はイノシシのところへ行き、ライフルでそれを叩きます。イノシシは起き上がり、すばやく逃げていきます。
Hunter:見ろ!新鮮すぎて逃げていったぞ!
日常生活で使えるチャンク&単語解説
ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。
チャンク&単語帳
以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!
イノシシ
〜と…との違い
銃弾
チャンクPickUP
The hunter’s house should be around here.
(日本語訳)猟師の家は、このあたりのはずだ。
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| The hunter’s house | 猟師の家 | 主語 | ’s は「〜の」。人だけでなく the shop’s entrance みたいに物にも使える |
| should be | 〜のはずだ/〜だろう | 推量(確信は100%じゃない) | 「当然そうだ」より、根拠があってそう思うニュアンス |
| around here | このあたりに | 場所の目安 | ピンポイントではなく「近く一帯」 |
should be + 場所 / around here は、地図や記憶、目印などの根拠があって「たぶんこの辺」と言いたいときに便利です。旅行中の道探し、待ち合わせ場所探し、店・駅・ホテル探しなどでそのまま使えます。hould be は「必ずそう」ではありません。確定なら It’s here. / It’s right here.、自信が弱いなら might be(〜かも)に落とすと自然です。
日常会話例
– The café should be around here. Let’s check that street.
(カフェはこの辺のはず。あの通りを見てみよう。)
– My phone should be around here. I had it a minute ago.
(携帯、この辺にあるはず。さっきまで持ってた。)
PickUP長文読解
Enjoy Simple Englishでは関係代名詞等を用いた長い一文がよく出てきます。そこで、ストーリーに出てきた長文の構造や意味などを確認する中で、関係代名詞などの構文に強くなって、長文読解への抵抗をなくしましょう!
今回の一文
“Let me show you how fresh the boar meat is.”
(日本語訳)イノシシ肉がどれだけ新鮮か、見せてあげよう。
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| Let me | 私に〜させて | 許可・提案の導入 | 命令ではなく「申し出/提案」の柔らかい形 |
| show you | あなたに見せる | 主要動詞 | show + 人 + 物/内容 の型 |
| how fresh | どれだけ新鮮か | 「程度」を表す疑問語句 | how + 形容詞 で「どれだけ〜か」 |
| the boar meat is | そのイノシシ肉が(そう)である | how fresh の内容(節) | 語順が is the boar meat にならない点が重要(間接疑問) |
読解のポイント
「Let me + 動詞」で始まったら“提案・申し出”として読む
この文は Let me show you … という形で始まっています。ここでの let は「許可する」の意味が核ですが、会話では「(いいから)私にやらせて」「私がやるよ」という申し出・提案として自然に使われます。つまり、相手に許可を求めているというより、「今から見せるよ」という宣言に近いノリです。ストーリーでは猟師が怒っているので、語感はやや強めの「見せてやる」に寄ります。
最大の山場は「間接疑問」:語順がひっくり返らない
ここが上級ポイントです。how fresh the boar meat is は疑問文っぽい見た目ですが、これは質問(直接疑問)ではなく、文の部品として埋め込まれた 間接疑問(embedded question) です。
直接疑問なら How fresh is the boar meat?(どれだけ新鮮なの?)と is が前に出ますが、間接疑問では how fresh + S + V の語順を保ちます。だから how fresh the boar meat is が正解で、how fresh is the boar meat にはなりません。読解では「疑問語(how/what/where/when/why)+主語+動詞」の並びが来たら、間接疑問として処理すると一気に楽になります。
「how + 形容詞」は“程度”の話だと決めて読む
how fresh は「どのくらい新鮮か」という“程度”を表します。ここを「方法(how=どうやって)」と誤解すると意味が崩れます。この how は方法ではなく、程度 の how です。英語では how big / how far / how often / how long / how hard など、同じ型で頻出します。読解の際は「how + 形容詞=どれだけ〜か」と即決できると、文の骨格が見えます。
本日の記事の要約
今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!
要約 日本語訳:
寒い冬の日、手足がいつも冷たい男は、体を温めるために新鮮なイノシシ肉を買いに猟師を訪ねます。猟師が2日前の肉を見せても男は納得せず、その日にイノシシを捕まえてほしいと言って山へ狩りに行きます。男は土鍋やネギなどを次々頼んで猟師をいらだたせます。銃声でイノシシは倒れますが死んでおらず、猟師が叩くと逃げ出し、「新鮮すぎて逃げた」と言うのでした。
先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介
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先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。
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ESEの放送について
NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。
※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。
👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)
また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。
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