このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English」の内容をもとに、
- 本文和訳
- チャンク&単語解説
- 英語での要約
を毎日更新しています。
毎週月曜日は「オリジナル・ショート・ストーリー”Short Stories”」です。英語で味わうたった5分のショート・ショート。見え隠れするのは喜怒哀楽の人間模様です。
今回のShort Storiesのストーリーは「An Early Letter to Santa(2)」です。
「聞き取れなかったところを確認したい」
「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」
そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。
また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。
ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!
An Early Letter to Santa(2)(親愛なるサンタさんへ(2)):和訳
1ページ目
サンタさんへ。
お返事を書いてくれてありがとう。でも、本当に私の自転車を取りに来てくれないの?
どうしても捨てられないの。あの自転車には、たくさんの素敵な思い出があるんだもの。
最初にその自転車を手に入れたとき、私はあまり力がなかったの。ブレーキもうまく使えなかった。だからよく転んじゃってた。でもすぐに、乗るのがどんどん上手になったよ。
最近は、週末にパパと一緒にプールへそれで行くの。ママと一緒にスーパーへ行くときもそれに乗るよ。自転車は私の友だちなの。
友だちを捨てられたくない。お願い、サンタ。大きくなったら会いに行って自転車を受け取りに行くって約束する。大人になるまで、私のために取っておいてくれる?
心から、
ナミコより
2ページ目
ナミコへ。
君が自転車を気に入って、「友だち」だと呼んでいると聞いてうれしいよ。君が自転車と過ごした最初の日のことを覚えている。君のパパが自転車を支えて、君は乗ろうとしたね。初めてひとりで自転車に乗れたとき、君は本当にうれしそうだった!私は泣いてしまったと思う。
さて、君にとても大切なことを話そう。サンタクロースは、君のママとパパの心の中にいるんだ。だからといって、サンタクロースがいないという意味ではないよ。君が毎年書いた手紙はパパが受け取り、パパが私の言葉として君に書いていたんだ。
3ページ目
ママの目を通して、君がいい子かどうかを私は見ていたんだよ。だから、サンタクロースは本当は君のママとパパなんだ。もっと早く言わなくてごめんね。私たちをサンタクロースにしてくれて、ありがとう、ナミコ。
君の古い自転車のことだけど、捨てなくてもいいよ。いとこのメイチャンにあげるのはどうかな?メイチャンは5歳で、きっと君と同じくらいそれを気に入ってくれるはずだ。君はもう、もっと大きい自転車に乗れると思うよ、ナミコ。日曜日に買いに行こう。
いつも愛しているよ。
パパより
4ページ目
Namiko:(泣きながら)
Mother:どうして泣いているの、ナミコ?
Namiko:知りたくなかったことを知っちゃったの!
Mother:私たちがサンタクロースだって知ってショックだった?
5ページ目
Namiko:うん、ショック。でも同時にうれしいの。ママとパパはいつも私の夢をかなえてくれた。
Mother:それをパパに言ってあげて。きっとあなたよりもっと泣くわよ。
日常生活で使えるチャンク&単語解説
ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。
チャンク&単語帳
以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!
ブレーキ
〜につかまっていた
いとこ
チャンクPickUP
I promise to visit you and get it when I am older.
(日本語訳)大きくなったら、あなたのところへ会いに行って、それ(=自転車)を受け取りに行くと約束します。
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| I promise to | 〜すると約束する | 「約束」をはっきり宣言する導入 | promise は強めの表現。軽い約束なら I’ll ~ でもOK |
| visit you | あなたを訪ねる/会いに行く | 行動①(訪問する) | visit + 人 で「人に会いに行く」 |
| and | そして/それから | 2つの行動をつなぐ | 「visit」と「get」をセットで言える |
| get it | それを受け取る/取りに行く | 行動②(受け取る) | 文脈により「取りに行く/手に入れる」。ここでは「受け取る」寄り |
| when | 〜するときに | 時期を示す接続詞 | 「将来になったら」の合図 |
| I am older | 私がもっと大きくなったら | 将来の条件・時期 | 「今より年上になったら」。自然な会話なら when I’m older が多い |
I promise to + 動詞 は、自分が「必ずやる」と伝えたいときに使う、約束の定番フレーズ。相手を安心させたい場面や、お願い・交渉の「条件」として出すと自然です。promise は言葉の強さがあるので、軽いノリの約束(「たぶんやる」くらい)には不向き。守れない可能性があるなら I’ll try to ~(やってみる)や I’ll do my best to ~(頑張る)に落とす方が誠実です。
日常会話での応用表現
– I promise to be on time tomorrow.
(明日は時間どおりに来るって約束するよ。)
– I promise to reply by the end of today.
(今日中に返信するって約束します。)
PickUP長文読解
Enjoy Simple Englishでは関係代名詞等を用いた長い一文がよく出てきます。そこで、ストーリーに出てきた長文の構造や意味などを確認する中で、関係代名詞などの構文に強くなって、長文読解への抵抗をなくしましょう!
今回の一文
“The letters you wrote every year were received by your father and he wrote my words to you.”
(日本語訳)あなたが毎年書いていた手紙は、お父さんが受け取っていて、そしてお父さんが「サンタである私の言葉」としてあなたに返事を書いていたのです。
構成パーツの解説
| パーツ | 意味 | 機能 | 補足 |
|---|---|---|---|
| The letters | その手紙(複数) | 文の主語 | ここで話題にしている「手紙」のまとまり |
| you wrote every year | あなたが毎年書いた | letters を説明する修飾部 | 関係代名詞が省略されていて、実質 the letters (that) you wrote every year |
| were received | 受け取られた | 受動態の述語 | 「誰が受け取ったか」を後ろで示すため受動が自然 |
| by your father | あなたのお父さんによって | 受動態の行為者 | by + 人 で「〜によって」 |
| and | そして | 2つの出来事を接続 | 前半(受け取る)+後半(返事を書く)を同列に並べる |
| he wrote | 彼(父)が書いた | 後半の主節 | ここで能動に戻るので主語 he が必要 |
| my words | 私の言葉 | wrote の目的語 | 文脈上「サンタとしての言葉/返事の文面」 |
| to you | あなたに | 相手(受け手) | write A to B(AをBに書く)という形 |
読解のポイント
まず「主語」を長くしている部分を切り分ける
この文の最初のかたまり The letters you wrote every year が読みにくさの原因です。核は The letters(その手紙)で、その直後の you wrote every year が「どの手紙か」を説明しています。英語では名詞の直後に説明がくっつくので、ここを見た瞬間に「letters の説明だな」と判断できると、主語が長くても迷子になりません。実際は the letters (that) you wrote every year で、関係代名詞 that が省略されている形です。
受動態は「主語を手紙にしたい」から選ばれている
次に were received by your father は受動態です。ここで作者は「父が受け取った」事実よりも、「手紙がどう扱われたか」を中心に話を進めたいので、主語を letters に置いたまま受動にしています。読解では、受動態を見たら「主語は“受ける側”で、行為者は by の後ろに来る」と機械的に処理すると楽です。つまり骨格は The letters were received by your father(手紙は父に受け取られた)です。
“write A to B” の型を知っていると意味がブレない
後半の he wrote my words to you は、型として write + 文章/内容 + to + 相手 です。ここで my words は直訳だと「私の言葉」ですが、文脈上は「サンタとしての言葉=返事の文面」を指します。ストーリー全体では「父がサンタのふりをして返事を書いていた」ので、my は“サンタである私(という設定)”の声だと理解すると自然です。日本語にするときは「私の言葉」より「私(サンタ)の言葉として」「サンタの言葉として」のように補うと伝わりやすくなります。
本日の記事の要約
今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!
要約 日本語訳:
ナミコはサンタに手紙を書き、思い出が詰まった古い自転車を捨てないでほしいと頼みます。サンタは初めての練習の日を思い出しながら、サンタは両親の心の中にいて、手紙の返事は父が書いていたのだと優しく打ち明けます。そして自転車は年下のいとこメイちゃんに譲り、ナミコには大きい自転車を買おうと提案します。ナミコはショックを受けつつも、両親の愛に感謝します。
先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介
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先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。
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ESEの放送について
NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。
※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。
👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)
また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。
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